逆指値注文の仕組み
通常の売り指値は「指定価格以上なら売る」注文です。売り逆指値は反対に「株価が指定価格以下になったら売り注文を出す」という条件を設定します。
たとえば1,000円で買った株に「950円以下になったら成行で売る」と設定すれば、下落時の損切りを自動化できます。逆指値は東証の機能ではなく証券会社のサービスなので、発動判定に使う価格や注文の種類は会社ごとに異なります。
損切りでの使い方
- 許容できる損失額を先に決める
- 値動きの大きさと支持線などを踏まえて発動価格を決める
- 発動後を成行にするか指値にするか選ぶ
- 注文期限と保有数量を確認する
近すぎる発動価格は日中の小さな値動きで売られやすく、遠すぎる設定は損失を大きくします。「買値から一律何%」だけでなく、銘柄の値動きも確認します。
成行発注と指値発注の違い
| 発動後 | 長所 | 注意点 |
|---|---|---|
| 成行 | 成立しやすい | 急落時に価格が大きくずれる |
| 指値 | 売却価格の下限を置ける | 下抜けすると売れずに残る |
発動価格950円、売り指値945円とした場合、相場が930円まで急落すると注文は発動しても945円以上の買い手がなく、約定しないことがあります。
主な注意点
- 発動価格と約定価格は別
- 寄付きで価格が飛ぶと大きなスリッページが起こり得る
- 一時的な急落でも条件を満たせば発動する
- 注文期限切れや失効後は保護されない
- 株式分割や配当落ち時の扱いは証券会社で確認する
まとめ
逆指値は損切りを事前に決める道具ですが、損失額を保証する注文ではありません。発動後の注文種類と、急変時に売れない・価格がずれるリスクを理解して使いましょう。
※サービスの一般的な仕組みは2026年8月11日に確認しました。