寄成とは何か

寄成とは、寄付で成行注文を出す注文条件です。

成行注文なので、価格は指定しません。

簡単に言うと、

“取引開始の最初の値段で売買したい注文”

です。

寄付で約定しなかった場合、その注文は失効するのが基本です。ただし、証券会社や市場によって細かな扱いが異なる場合があります。

寄付とは

寄付とは、取引時間の最初に成立する売買です。

たとえば東証の前場なら、朝の取引開始時に最初に成立した価格が寄付です。

用語意味
寄付取引開始時の最初の売買
前場寄付午前の最初の売買
後場寄付午後の最初の売買
始値その日の最初についた価格

寄成は、この寄付のタイミングに限定して成行で売買する注文です。

使われる場面

寄成は、次のような場面で使われます。

場面使う理由
寄付で買いたい取引開始直後に保有したい
寄付で売りたい取引開始直後に手放したい
ニュース後にすぐ動きたい寄付の約定を優先したい
成行で時間を限定したいザラ場中の成行を避けたい

ただし、寄付直後は値動きが大きくなることがあります。

メリット

寄成のメリットは、寄付で約定しやすいことです。

価格よりも、寄付で売買するタイミングを優先できます。

また、ザラ場中に成行注文が残り続けるのを避けやすい点も特徴です。

注意点

最大の注意点は、価格を指定できないことです。

決算、ニュース、海外市場の急変などがあった翌日は、寄付の価格が大きく動くことがあります。

買いの寄成では想定より高く買う可能性があります。売りの寄成では想定より安く売る可能性があります。

初心者は、板や気配値を確認してから使うようにしましょう。

まとめ

寄成は、寄付のタイミングだけで成行注文を出す注文条件です。

価格よりも、寄付で売買することを優先したいときに使われます。

一方で、価格を指定しないため、寄付で大きく価格が動く銘柄には注意が必要です。

本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。