まず結論
英語のDead Cat Bounceは、急落後に株価が跳ねても持続的な回復とは限らないことを表す相場用語です。空売りの利益確定、短期の逆張り買い、売られ過ぎからの自律反発などで起こります。
本格反転との違い
| 確認点 | 一時反発 | 本格反転を考える材料 |
|---|---|---|
| 株価 | 前の戻り高値を超えられない | 高値・安値を切り上げる |
| 出来高 | 買い戻し後に細る | 上昇局面で増える |
| 業績・材料 | 下落原因が残る | 悪化の停止や改善が確認できる |
| 期間 | 数日だけ急反発 | 複数の値動きで回復を確認 |
どの条件も単独では確定材料になりません。本格反転した後に振り返って初めて、一時反発だったと分かる場合も多くあります。
具体例
株価が1,000円から500円へ急落し、700円まで戻った後、400円へ下がったとします。500円から700円は40%上昇ですが、1,000円から見ると30%安いままです。大幅反発と下落トレンドは同時に成立します。
飛び乗る前に確認すること
- 急落の原因が解消したか
- 会社予想や資金繰りに変化があるか
- 反発時の出来高が続いているか
- 直近の安値を再び割っていないか
- 再下落した場合の損失額を決めたか
まとめ
デッドキャットバウンスは、下落途中の一時反発です。上昇率の大きさだけで底打ちと判断せず、下落原因、出来高、高値と安値の変化を確認します。