決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 通期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 20.01億円 | 20.39億円 | 1.9%減 | 24.82億円 | 通期は微増収計画 |
| 営業利益 | 0.13億円 | 0.63億円 | 79.2%減 | 0.24億円 | 利益水準は低い |
| 経常利益 | 0.16億円 | 0.64億円 | 74.2%減 | 0.27億円 | 減益幅は大きい |
| 四半期純利益 | 0.08億円 | 0.43億円 | 79.7%減 | 0.18億円 | 通期でも減益計画 |
| 1株利益 | 11.48円 | 56.52円 | 79.7%減 | 24.66円 | 利益の縮小を反映 |
売上の減少は小さいが、利益は大きく落ち込んでいる。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 自己資本比率 | 69.4% | 前期末70.7% | 財務は安定 |
| 1株純資産 | 954.29円 | 前期末992.86円 | 純資産はやや減少 |
| 営業利益率 | 0.6% | 前年同期3.1% | 本業採算は低下 |
財務は保っているが、営業利益率の低下は重い。
ポジティブ要因
自己資本比率は高い
自己資本比率は69.4%で、前期末70.7%から小幅低下にとどまった。財務基盤は相対的に安定している。
配当予想は据え置き
2026年6月期の年間配当予想は50円で据え置かれている。直近公表予想からの修正もない。
リスク要因
利益の減少幅が大きい
営業利益、経常利益、四半期純利益はいずれも7割超の減少となった。売上の小幅減に比べて利益の落ち込みが大きい。
定性的な要因確認に制約
今回取得できた判読可能資料は数表中心であり、当四半期の詳しい増減要因や事業環境の説明は確認できていない。追加確認が必要である。
財務安全性
総資産は10.47億円、純資産は7.26億円で、自己資本比率は69.4%となった。短期的な財務不安は読み取りにくいが、利益水準が低いため収益の回復が重要になる。
業界動向との関連
農業・青果分野は天候、需給、物流コストなどの影響を受けやすい。ただし、今回判読できた範囲では、当四半期の減益要因を業界要因と個社要因に切り分けるだけの十分な説明は確認できなかった。
株価への示唆
高い自己資本比率と配当維持は下支え要因になりうる一方、利益の大幅減は慎重材料になりやすい。通期予想に対して第4四半期で利益を積み増せる場合は見直し余地があるが、低収益が続く場合は評価が伸びにくい可能性がある。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年6月期第3四半期は、売上は横ばい圏でも利益が大きく落ち込んだ。財務は安定しているが、収益回復の確認が必要な局面である。
来期見通し
通期予想は売上高24.82億円、営業利益0.24億円、経常利益0.27億円、当期純利益0.18億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。財務と配当は安定している一方、利益の落ち込みが大きく、定性的な回復材料も今回の判読範囲では十分確認できないからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した四半期決算短信を基に作成しています。
- 「2026年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示