決算ハイライト

指標2026年3月期前期比
売上高2兆5,862億円-0.2%
営業利益1,946億円+36.6%
経常利益2,041億円+34.1%
親会社株主帰属利益1,737億円+19.5%
営業利益率7.5%+2.0pt

何が良かったか

最大のポイントは、建設事業の採算改善である。

国内建築では追加・変更工事の獲得や高採算案件の寄与があり、海外土木でも手持ち工事の増加と順調な進捗が利益を支えた。営業キャッシュフローも2,529億円のプラスとなり、利益だけでなく資金面でも強い決算だった。

2027年3月期見通し

会社予想は、売上高2兆9,450億円、営業利益1,800億円、親会社株主帰属利益1,570億円。

売上は13.9%増を見込む一方、営業利益は7.5%減を見込む。採算の良い案件の反動やコスト上昇をどう吸収するかが次期の焦点になる。

投資家が見るポイント

見るべきは受注量ではなく受注採算である。

建設需要は底堅いが、人手不足、資材費、施工キャパシティの制約は残る。高採算案件を選別しながら成長できるかが、PBR・ROE評価を左右する。

出典

2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。