決算サマリー

項目当期実績前期実績増減率次期予想見方
売上高329.82億円325.19億円1.4%増321.00億円やや減収計画
営業利益30.47億円28.80億円5.8%増24.00億円減益見通し
経常利益33.39億円30.52億円9.4%増26.00億円反動減
純利益27.65億円21.36億円29.4%増18.00億円減益計画

今期は強いが、会社は来期を慎重に見ている。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
砂糖事業売上高313.68億円前期比1.6%増主力が牽引
砂糖事業利益41.93億円前期比8.7%増過去最高
自己資本比率64.8%前期56.5%大きく改善

主力の採算改善が全体利益を押し上げた。

ポジティブ要因

砂糖事業が最高益

業務用需要やインバウンド需要、適正価格での販売により、砂糖事業は売上・利益とも過去最高を更新した。

財務体質が改善

純資産は206.03億円に増え、自己資本比率も64.8%まで上昇した。

営業CFは黒字

営業キャッシュ・フローは26.58億円のプラスで、安定した資金創出を続けている。

リスク要因

バイオ事業は減益

オリゴ糖の一部家庭用・業務用製品が低調で、バイオ事業は減収減益だった。

来期は減益計画

会社は2027年3月期に2割超の営業減益を見込んでいる。

原材料とエネルギー価格

砂糖事業は国際相場、為替、エネルギー価格の影響を受けやすい。

財務安全性

総資産は318.13億円、純資産は206.03億円、自己資本比率は64.8%となった。財務安全性は高い。

業界動向との関連

砂糖市場は消費量減少傾向が続く一方、機能性素材や高付加価値商品の開発が成長余地となる。原料相場と価格改定の影響も大きい。

株価への示唆

砂糖事業の高収益が持続し、バイオ事業の立て直しが進む場合は安定収益株として評価される可能性があります。一方、来期減益計画どおりに利益が鈍化する場合は、最高益更新後の反動を意識した慎重な見方が残る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は砂糖事業が全体を牽引し、過去最高益を達成した。バイオ事業はまだ成長の踊り場にある。

来期見通し

2027年3月期は売上高321.00億円、営業利益24.00億円、経常利益26.00億円、純利益18.00億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。今期は強いが、来期減益計画と原材料変動を踏まえると一方向には見にくいからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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