決算サマリー

項目当期実績前期増減率会社計画進捗率
純資産5.31億円4.41億円+20.4%--
100口当たり基準価額123,569円116,195円+6.3%--
当期純利益0.14億円1.58億円-91.4%--
100口当たり分配金0円0円---

基準価額と純資産は上向いたが、利益水準は大きく低下した。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
基準価額変化率+6.3%前期比価格は小幅上昇
純資産増減率+20.4%前期比規模は拡大
口数増減率+13.2%前期末比設定超過で流入あり

テーマ性に対する資金流入はあるが、会計利益の減少幅は大きい。

ポジティブ要因

純資産は増加した

純資産は4.41億円から5.31億円へ増え、ファンド規模は拡大した。

基準価額は前期を上回った

100口当たり基準価額は123,569円で、前期の116,195円を上回った。

設定超過だった

設定1,250千口に対し解約1,200千口で、発行済口数は430千口へ増加した。

リスク要因

利益は大幅減となった

当期純利益は1,359万円となり、前期の1億5,760万円から大きく落ち込んだ。

中国テーマ特有の政策影響がある

EV補助金、競争環境、政策変更の影響を受けやすく、値動きは不安定になりやすい。

分配金はない

前期に続き100口当たり分配金は0円で、価格変動で評価される商品性が強い。

財務安全性

ETFのため企業財務とは異なるが、総資産5.31億円に対して負債はほぼゼロで安全性は高い。ただし投資家にとっての実質的なリスクは、中国EV・電池関連株の価格変動と政策リスクである。

業界動向との関連

中国EV・電池関連は長期成長テーマとして注目される一方、価格競争や政策変更の影響を受けやすい。テーマ性が強い分、業績や株価の振れも大きくなりやすい。

株価への示唆

このETFは事業会社ではないためPER評価は適用しにくい。代わりに100口当たり基準価額123,569円を基準に、市場価格がNAV近辺で推移する前提で考える。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

シナリオ想定乖離率基準価額参考価格
弱気-3%123,569円119,862円
中立0%123,569円123,569円
強気+3%123,569円127,276円

中国EV関連の見直しが進む場合は強気シナリオに近づく可能性がある。一方で政策逆風や競争激化が強まる場合は弱気シナリオを意識しやすい。

今期の総括

今期は価格上昇と資金流入で純資産を伸ばしたが、会計上の利益は前期の高水準から大きく縮小した。

来期見通し

ETFのため会社計画に相当する業績予想は開示されていない。今後は中国EV・電池関連株、政策動向、為替、資金流入出が基準価額の主な変動要因となる。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。テーマ性は強いが、利益の振れ幅が大きく、政策要因も無視できないからである。次は基準価額の上昇が継続し、純資産拡大につながるかが焦点となる。

出典

本記事は、対象ファンドが開示した決算短信を基に作成しています。

  • グローバルX チャイナEV&バッテリー ETF 2026年3月期(2025年9月25日~2026年3月24日)決算短信、2026年5月8日開示
本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。