決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 純資産 | 3.00億円 | 1.95億円 | +53.8% | - | - |
| 100口当たり基準価額 | 150,415円 | 130,631円 | +15.1% | - | - |
| 当期純利益 | 0.30億円 | 0.43億円 | -30.7% | - | - |
| 100口当たり分配金 | 0円 | 300円 | -100.0% | - | - |
純資産は増えたが、利益と分配は前期を下回った。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 基準価額変化率 | +15.1% | 前期比 | 価格上昇は比較的強い |
| 純資産増減率 | +53.8% | 前期比 | 規模は大きく拡大 |
| 口数増減率 | +33.3% | 前期末比 | 設定流入が寄与 |
基準価額上昇に資金流入が重なり、純資産は大きく拡大した。
ポジティブ要因
純資産が大きく増加した
純資産は1.95億円から3.00億円へ増え、ファンド規模は拡大した。
基準価額は前期を上回った
100口当たり基準価額は150,415円となり、前期の130,631円から上昇した。
設定超過で口数も増えた
設定50千口に対し解約はなく、発行済口数は200千口へ増加した。
リスク要因
当期純利益は減少した
当期純利益は3,000万円で、前期の4,329万円を下回った。
分配金は見送られた
前期の100口当たり300円から、今期は0円となった。
成長テーマでも短期変動は大きい
自動運転やEVは中長期テーマだが、短期的には業界再編、政策、競争環境で価格が振れやすい。
財務安全性
ETFのため企業財務とは異なるが、総資産3.01億円に対し負債はほぼゼロで安全性は高い。ただし投資家にとってのリスクは、自動運転・EV関連株の変動率と資金フローである。
業界動向との関連
自動運転とEVは長期成長テーマとして注目される一方、短期では販売競争や政策変更で期待が振れやすい。AI需要は中長期テーマであり、短期業績とは必ずしも一致しません。
株価への示唆
このETFは事業会社ではないためPER評価は適用しにくい。代わりに100口当たり基準価額150,415円を基準に、市場価格がNAV近辺で推移する前提で考える。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
| シナリオ | 想定乖離率 | 基準価額 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
| 弱気 | -3% | 150,415円 | 145,903円 |
| 中立 | 0% | 150,415円 | 150,415円 |
| 強気 | +3% | 150,415円 | 154,927円 |
成長テーマへの資金回帰が強まる場合は強気シナリオに近づく可能性がある。一方でテーマ株全体の調整が強まる場合は弱気シナリオを意識しやすい。
今期の総括
今期は価格上昇と資金流入で純資産を増やしたが、利益と分配の面では前期の勢いを維持できなかった。
来期見通し
ETFのため会社計画に相当する業績予想は開示されていない。今後はSolactive Autonomous & Electric Vehicles Index、為替、資金流入出が基準価額と純資産の方向性を左右する。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。成長テーマとしての魅力はあるが、利益変動と分配見送りを踏まえると、短期の値動きには慎重に向き合う必要があるからである。次は価格上昇が利益改善と分配回復へつながるかが焦点となる。
出典
本記事は、対象ファンドが開示した決算短信を基に作成しています。
- グローバルX 自動運転&EV ETF 2026年3月期(2025年9月25日~2026年3月24日)決算短信、2026年5月8日開示