決算ハイライト
| 指標 | 2026年12月期1Q | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 51.65億円 | +12.7% |
| 営業利益 | 9.08億円 | +53.2% |
| 経常利益 | 9.49億円 | +79.7% |
| 親会社株主帰属利益 | 6.85億円 | +71.1% |
| EPS | 37.00円 | - |
何が良かったか
最大のけん引役はITセキュリティ事業である。
同事業の売上高は48.50億円、セグメント利益は11.69億円となり、認証・セキュアアクセス・サイバー対策需要を背景に高い利益成長を示した。
全社ベースでも売上総利益率は前年同期の45.9%から48.8%へ改善しており、単なる売上増ではなく、採算の良い案件構成が利益を押し上げた構図といえる。
注意点
映像コミュニケーション事業とEco新規事業は赤字が残っている。
現時点ではITセキュリティ事業の収益力が全体を十分に吸収しているが、成長投資領域がいつ黒字化するかは引き続き確認が必要だ。
通期見通し
通期会社予想は、売上高212億円、営業利益31.5億円、親会社株主帰属利益23.5億円で据え置かれた。
1Q時点の営業利益進捗は約28.8%で、季節性を考慮しても順調な滑り出しである。ただし、ITセキュリティは案件規模や検収タイミングで四半期ごとの変動も出やすいため、2Q以降も粗利率と受注状況を合わせて見る必要がある。
投資家が見るポイント
今後の焦点は、ITセキュリティの高収益が一過性ではなく継続するかどうかだ。
特に、ゼロトラスト、認証、サイバー防御関連の需要が続けば、利益率の高い成長企業としての評価が高まりやすい。一方で、新規事業の赤字が拡大する場合は、全社利益率の重しになる可能性がある。
出典
2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)