決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期実績 | 増減率 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,448.38億円 | 2,434.82億円 | 0.6%増 | 2,600.00億円 | 増収加速計画 |
| 営業利益 | 186.99億円 | 168.41億円 | 11.0%増 | 190.00億円 | 増益継続 |
| 経常利益 | 191.52億円 | 173.70億円 | 10.3%増 | 192.00億円 | 横ばい圏 |
| 純利益 | 107.49億円 | 92.16億円 | 16.6%増 | 110.00億円 | 小幅増益 |
| 年間配当 | 36円 | 34円 | 2円増 | 38円予定 | 増配継続 |
安定した増益と増配を継続している内容である。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 営業利益成長率 | 11.0%増 | 前期比 | 本業改善 |
| 自己資本比率 | 46.4% | 前期44.3% | 財務改善 |
| 営業CF | 272.15億円 | 前期257.69億円 | 安定創出 |
大きな売上成長よりも、安定した利益とキャッシュの積み上げが強みである。
ポジティブ要因
営業利益は2桁増
営業利益は186.99億円で11.0%増となり、安定事業の積み上げが見える。
純利益と配当が拡大
純利益は107.49億円、年間配当は36円と、ともに前期を上回った。
財務基盤が改善
自己資本比率は46.4%まで上昇し、営業CFも272.15億円を確保した。
リスク要因
売上成長は限定的
今期売上高は0.6%増にとどまり、利益成長はコスト管理や構成改善への依存もある。
投資CF負担
投資活動によるCFは168.83億円の支出で、成長投資負担は継続している。
来期利益成長は鈍化
2027年3月期営業利益予想は190.00億円で、増益幅は今期より小さい。
財務安全性
総資産は2,195.86億円、純資産は1,044.62億円、自己資本比率は46.4%となった。営業CFが厚く、財務安全性は安定している。
業界動向との関連
生活インフラやエネルギー関連は需要が比較的安定する一方、資源価格や設備投資負担の影響を受けやすい。TOKAI HDはその中で安定利益を積み上げている。
株価への示唆
営業CFの安定創出と増配継続が評価される場合は、ディフェンシブ性が見直される可能性があります。一方、投資負担の継続や利益成長鈍化が意識される場合は、評価の伸びが限定される可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期は売上が横ばい圏でも営業利益と純利益を伸ばし、増配も実施した。安定性の高い決算といえる。
来期見通し
2027年3月期は売上高2,600.00億円、営業利益190.00億円、経常利益192.00億円、純利益110.00億円、年間配当38円を計画する。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。安定感は高いが、成長加速までは見えにくく、ディフェンシブ評価が中心になるからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示