決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期実績 | 増減率 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 259.14億円 | 229.05億円 | 13.1%増 | 285.49億円 | 出店継続 |
| 営業利益 | 29.95億円 | 23.28億円 | 28.6%増 | 31.28億円 | 増益維持 |
| 経常利益 | 32.83億円 | 25.58億円 | 28.4%増 | 34.45億円 | 改善継続 |
| 純利益 | 20.25億円 | 17.58億円 | 15.2%増 | 23.59億円 | 増益継続 |
| 年間配当 | 30円 | 28円 | 2円増 | 32円予定 | 増配継続 |
主力業態の出店効果が、売上と利益の両方を押し上げている。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 営業利益成長率 | 28.6%増 | 前期比 | 採算改善 |
| 自己資本比率 | 77.1% | 前期76.8% | 財務は非常に厚い |
| 営業CF | 31.70億円 | 前期8.74億円 | 資金創出が大幅改善 |
高い自己資本比率と営業CF改善が成長投資を支えている。
ポジティブ要因
や台ずしの出店拡大
主力のや台ずしは20店舗を新規出店し、店舗数は363店まで拡大した。
新業態も拡大
ひとくち餃子の頂は6店舗を新規出店し、新たな顧客獲得に寄与した。
キャッシュ創出力が改善
営業CFは31.70億円となり、前期8.74億円から大きく改善した。
リスク要因
外食コスト上昇
人手不足や食材価格上昇は、外食業界全体の利益率を圧迫しやすい。
出店依存
成長の主因が出店であるため、新店採算の維持が重要になる。
景気と消費マインド
消費環境の悪化やインバウンド減速が起きた場合、来店動向に影響する可能性がある。
財務安全性
総資産は172.21億円、純資産は132.84億円、自己資本比率は77.1%となった。財務安全性は非常に高い水準にある。
業界動向との関連
外食業界はインバウンド回復が追い風となる一方、コスト高が重い。ヨシックスHDは低価格居酒屋と出店力で拡大している。
株価への示唆
新規出店が計画どおり進み、や台ずしの収益性が維持される場合は成長継続期待を支える可能性があります。一方、人件費や食材費の上昇で新店採算が悪化する場合は、増収でも利益成長が鈍る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期は主力業態を中心とした出店拡大で2桁増収増益を達成した。成長投資と利益拡大が両立した一年だった。
来期見通し
2027年3月期は売上高285.49億円、営業利益31.28億円、経常利益34.45億円、純利益23.59億円を計画する。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。成長力は高いが、外食コスト上昇と出店採算の持続性を見極める必要があるからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示