決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 16.99億円 | 10.9%減 | 17.80億円 | 反転狙い |
| 営業利益 | 0.74億円 | 1.6%減 | 0.71億円 | 横ばい圏 |
| 経常利益 | 0.52億円 | 48.9%減 | 0.51億円 | 低位 |
| 純利益 | 1.01億円 | 30.2%減 | 0.50億円 | 反動減 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 現有サービス売上高 | 14.24億円 | 16.5%減 |
| 独自サービス売上高 | 2.74億円 | 37.3%増 |
| 自己資本比率 | 81.6% | 財務は厚い |
ポジティブ要因
VLOOMの売上高は1.16億円で101.7%増となった。UZ、GOLDEN LIST、GROWCEなども新規案件獲得で伸長し、AI活用需要の取り込みは進んでいる。AI需要は中長期テーマであり、短期業績とは必ずしも一致しません。
リスク要因
@nyplaceは契約数減少で売上高9.20億円と20.6%減、COLLABOS PHONEも減収だった。経常利益は株主優待引当金などの影響で大きく落ちている。既存事業の縮小が想定以上に続く場合は、独自サービス成長だけでは補いきれない可能性があります。
財務安全性
総資産は16.70億円、純資産は13.67億円、現金同等物は12.86億円となった。借入依存は低く、財務の安定性は高い。
業界動向との関連
コールセンター市場ではノンボイス化、AI活用、VoC分析需要が高まっている一方、既存電話基盤の価格競争と入替需要の変動も大きい。
株価への示唆
VLOOMやUZなど独自サービスが高成長を続け、既存サービスの減少を吸収できる場合は、収益構造転換への評価が進む可能性があります。一方、既存顧客の業務縮小が長引く場合は、売上回復シナリオが後ずれする可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期は新サービス成長と旧サービス縮小が交錯した。転換期の色合いが強い決算である。
来期見通し
2027年3月期は売上高17.80億円、営業利益0.71億円、経常利益0.51億円、純利益0.50億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。方向性は前向きだが、既存事業の落ち込みを超える成長がまだ必要だからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」、2026年5月8日開示