決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高32.56億円1.0%減33.00億円緩やか増収
営業利益2.47億円黒字転換2.70億円改善継続
経常利益2.47億円黒字転換2.60億円安定
純利益2.56億円黒字転換1.92億円反動減

定量評価

指標実績見方
社労夢売上高24.19億円1.5%増
社労夢営業利益2.31億円黒字定着
自己資本比率39.6%改善

ポジティブ要因

社労夢事業はASP売上高22.64億円で2.0%増となり、サーバ費用やサポート費用抑制も効いて通期で安定黒字を確保した。全社でも業務委託費見直しや原価低減が利益を押し上げた。

リスク要因

CuBe事業は前期特需の反動で売上高8.36億円と7.8%減、営業利益も減少した。労務DX市場では価格競争や法改正対応コストも続く。AI投資を進める一方、回収時期は見極めが必要である。

財務安全性

総資産は22.76億円、純資産は9.10億円、現金同等物は7.51億円となった。借入返済が進み、財務は改善している。

業界動向との関連

労務管理SaaSでは電子申請、給与、勤怠の一体運用需要が続く。AI需要は中長期テーマであり、短期業績とは必ずしも一致しません。

株価への示唆

社労夢のストック収益が安定成長し、AI社労夢への投資が競争力強化につながる場合は評価余地があります。一方、CuBe事業の特需反動や価格競争が強まる場合は、利益成長が鈍る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は売上横ばいでも収益構造改善でV字回復を実現した。黒字定着が最重要の成果である。

来期見通し

2027年3月期は売上高33.00億円、営業利益2.70億円、経常利益2.60億円、純利益1.92億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。基盤改善は進んだが、次は成長投資を伴う増収の質が問われるからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。