決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高183.93億円44.3%増202.33億円高成長継続
営業利益14.82億円21.4%増16.57億円増益継続
経常利益15.20億円23.0%増17.00億円堅調
純利益9.95億円19.8%増11.36億円増益計画

定量評価

指標実績見方
通信・ロボット契約回線数32.67万回線前期末比15.5%増
インターネット通信売上高111.09億円12.4%増
自己資本比率60.7%なお高水準

ポジティブ要因

モバイルWi-FiやSIMカード需要の拡大で通信契約回線数が過去最高を更新した。ウォーターサーバー事業は売上高19.40億円で大幅増となり、2025年5月に子会社化したSENKAを含むリユース事業も売上高24.51億円を計上した。

リスク要因

インターネット通信サービス事業では販売パートナーへの先行投資で代理店手数料が増加し、営業利益は13.19億円で29.2%減となった。営業CFも売上債権と棚卸資産の増加で3.32億円の赤字となっている。

財務安全性

総資産は143.34億円、純資産は87.39億円、現金同等物は34.92億円となった。自己資本比率は60.7%と高いが、割賦売掛金の増加により営業CFは悪化した。

業界動向との関連

通信契約型ビジネスはストック収益が積み上がりやすい一方、獲得競争が激しく販売インセンティブ負担が収益性を左右しやすい。リユース市場は循環型消費の追い風を受けるが、出店競争も強い。

株価への示唆

通信契約回線の積み上がりとウォーターサーバー・リユースの収益化が進む場合は、ストック型収益の評価が高まる可能性があります。一方、契約獲得コストの上昇や貸倒リスクが拡大する場合は、売上成長に対して利益の伸びが鈍る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は通信の契約増と新規事業拡大で大幅増収を達成した。一方で、利益の質を見るうえでは先行投資負担と営業CF悪化を分けて見る必要がある。

来期見通し

2027年3月期は売上高202.33億円、営業利益16.57億円、経常利益17.00億円、純利益11.36億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。成長力は強いが、資金回収と獲得コストの管理が次の評価軸になるからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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