決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 通期予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 255.81億円 | 288.09億円 | 1,140.00億円 | 22.4% |
| 営業利益 | 20.94億円 | 27.06億円 | 135.00億円 | 15.5% |
| 経常利益 | 19.27億円 | 26.08億円 | 126.00億円 | 15.3% |
| 純利益 | 13.48億円 | 17.69億円 | 87.00億円 | 15.5% |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| EPS | 38.49円 | 通期予想248.51円に対する進捗は低め |
| 自己資本比率 | 57.0% | 財務は中位以上 |
| 総資産 | 1,222.51億円 | 事業規模は安定 |
| 純資産 | 725.94億円 | 余力は十分 |
ポジティブ要因
通期予想を維持しており、下期での挽回余地は残る。配当は年間110円予想で、株主還元も厚い。自己資本比率は57.0%あり、化学メーカーとしては安定した財務体質である。
リスク要因
第1四半期は前年同期比で減収減益となった。スペシャリティケミカルは原料価格や需要の波を受けやすく、用途別の市況次第で採算がぶれやすい。1Q進捗率が低いため、下期の回復が鍵になる。
財務安全性
総資産は1,222.51億円、純資産は725.94億円、自己資本比率は57.0%となった。財務は健全で、通期での立て直しを支える下地はある。
業界動向との関連
化学業界では、原料ナフサ価格、為替、半導体・自動車・化粧品など用途別需要の動きが収益を左右する。KHネオケムは高付加価値品の比率が高く、市況回復局面では利益の伸びが出やすい。
株価への示唆
会社予想EPS248.51円を基準に、PER9倍、11倍、13倍を置くと以下の水準になる。
| シナリオ | 想定PER | 予想EPS | 理論株価 |
|---|---|---|---|
| 弱気 | 9倍 | 248.51円 | 2,237円 |
| 中立 | 11倍 | 248.51円 | 2,734円 |
| 強気 | 13倍 | 248.51円 | 3,231円 |
第1四半期は弱めだが、通期計画達成の見通しが維持されるかで評価が変わりやすい。
今期の総括
第1四半期は減収減益となったが、通期予想は崩していない。下期の需要回復や原料環境の安定化が見えれば、評価は持ち直しやすい。
来期見通し
通期予想は売上高1,140.00億円、営業利益135.00億円、経常利益126.00億円、純利益87.00億円、EPS248.51円である。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。足元は弱いが、財務と通期計画の水準は保たれており、下期の巻き返し余地を見ながら評価したい。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月11日開示