決算サマリー

項目当期実績前年同期比通期予想見方
売上高43.71億円4.4%増180.00億円堅調
営業利益3.23億円1.3%増16.00億円高水準
経常利益3.41億円2.5%増16.00億円安定
純利益2.03億円13.2%減10.00億円税負担影響

定量評価

指標実績見方
ソフトウェア開発売上高33.31億円0.3%増
ソリューション売上高6.35億円32.5%増
自己資本比率53.6%改善

ポジティブ要因

自動車業界向けコンサル案件が増加し、コンサルティング事業は4.04億円で4.2%増となった。ソリューション事業では航空・宇宙・防衛関連の組込開発が好調で、売上高は6.35億円で32.5%増となった。

リスク要因

販管費はソフトウェア償却費増で3.3%増となった。純利益は税金費用増で減益であり、防衛・宇宙などの特定分野への偏りが強まる場合は案件波動の影響を受けやすい。

財務安全性

総資産は121.03億円、純資産は73.69億円、自己資本比率は53.6%となった。現金及び預金は44.22億円で、借入返済を進めつつ財務は安定している。

業界動向との関連

国内IT投資は生成AI活用やDX需要が追い風で底堅い。一方、受託開発は人材確保や案件採算管理が収益の安定性を左右する。

株価への示唆

航空・宇宙・防衛向けの高付加価値案件と金融向け案件の両立が続く場合は、利益の安定成長が意識される可能性があります。一方、償却費や人材コストの増加が先行する場合は、増収でも利益伸び率が鈍る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年12月期1Qは売上成長を維持しつつ営業利益も増加した。利益の厚みは保っているが、純利益では税負担の影響が出た。

来期見通し

会社は通期で売上高180.00億円、営業利益16.00億円、経常利益16.00億円、純利益10.00億円を見込み、予想を据え置いている。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。案件環境は良好だが、収益の持続性は人材投資と案件ミックスの管理次第だからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した第1四半期決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。