決算サマリー

項目当期実績前年同期比通期予想見方
売上高108.77億円18.2%増160.00億円過去最高
営業利益13.99億円13.7%増16.00億円進捗高い
経常利益14.24億円14.9%増16.00億円堅調
純利益7.08億円0.1%増8.70億円特損で伸び限定

定量評価

指標実績見方
ヘルスケアソリューション売上高106.05億円19.4%増
受注高79.08億円4.2%増
自己資本比率57.9%低下も高水準

ポジティブ要因

電子カルテシステム「MI・RA・Is V」の更新や大型案件の前倒し稼働で、ヘルスケアソリューション事業のセグメント利益は14.00億円で17.0%増となった。受注高も過去最高を更新している。

リスク要因

受注残高は大型案件の売上計上とマイクロンの持分法適用関連会社化で前年同期末比36.0%減となった。親会社株主に帰属する中間純利益は、「ドクターコネクト」関連の減損損失計上で伸びが抑えられている。本業の収益力とは異なる要因が含まれています。

財務安全性

総資産は140.91億円、純資産は87.11億円、自己資本比率は57.9%となった。現金及び預金は70.83億円まで増加しており、資金余力はある。

業界動向との関連

医療DX政策と2030年までの電子カルテ普及方針は追い風である。AI支援や情報共有サービスの整備が進む一方、診療報酬制度や医療機関の投資タイミングによって案件計上時期は前後しやすい。AI需要は中長期テーマであり、短期業績とは必ずしも一致しません。

株価への示唆

電子カルテ更新需要と医療DX関連投資が継続し、前倒しでなく平準的に案件獲得が続く場合は、安定成長への評価が進む可能性があります。一方、大型案件偏重や新規事業の採算悪化が続く場合は、利益の持続性に慎重な見方が残る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年9月期中間期は主力の電子カルテ案件が一気に売上化し、売上・利益ともに高い水準となった。もっとも、通期では案件の平準化が重要になる。

来期見通し

会社は通期で売上高160.00億円、営業利益16.00億円、経常利益16.00億円、純利益8.70億円を見込み、予想を据え置いている。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。医療DXの追い風は強いが、案件前倒しの反動と新規事業の収益化を確認したいからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した第2四半期決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年9月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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