決算ハイライト

指標2026年3月期前期比
売上高1,926.15億円+6.4%
営業利益352.19億円-12.2%
経常利益400.36億円-5.7%
親会社株主帰属利益281.17億円-13.3%
EPS376.28円-

売上は拡大

国内では医療用漢方製剤が底堅く推移した。

加えて、中国事業の連結影響が売上を押し上げ、全体では増収となった。漢方・生薬を軸にした中長期の成長戦略は継続している。

利益面の課題

一方で、営業利益は二桁減益となった。

原材料、販売管理費、中国事業の拡大に伴う費用などが重く、売上増がそのまま利益増につながっていない。投資局面として見ることはできるが、利益率の回復には時間がかかる可能性がある。

2027年3月期見通し

会社予想は、売上高2,136億円、営業利益375億円、親会社株主帰属利益262億円。

売上は10.9%増を見込む一方、最終利益は減益予想である。成長投資と利益率改善を両立できるかが次期の最大論点になる。

投資家が見るポイント

ツムラは需要面の安定感がある一方、コストと中国事業の収益化が評価を左右する。

今後は、国内漢方の数量・薬価影響、中国事業の採算、原材料費の落ち着き、そして営業利益率の回復が重要になる。

出典

2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

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