決算サマリー

項目当期実績前期実績増減率次期予想見方
売上高212.43億円228.45億円程度7.0%減222.00億円回復計画
営業利益35.44億円35.66億円程度0.6%減35.20億円高水準維持
純利益22.12億円24.08億円程度8.1%減22.50億円横ばい圏

売上は減ったが、利益水準はなお高い。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
コンクリート製品営業利益26.00億円前期比3.3%増主力が収益源
営業CF16.11億円高水準黒字キャッシュ創出良好
純資産137.91億円前期比11.5%増財務改善

利益の土台は主力事業に集中している。

ポジティブ要因

コンクリート製品が堅調

価格転嫁と原価低減が進み、主力のコンクリート製品製造・販売事業は増益となった。

地質調査と補修工事が伸長

地質調査・コンサルやコンクリート構造物補修工事は二桁増益となった。

財務体質が改善

利益剰余金の積み上がりで純資産が増え、負債は大きく減少した。

リスク要因

特需の反動減

橋梁・高架道路用伸縮装置は大口特需の終了と万博影響による発注減で赤字に転落した。

公共投資依存

防災・減災需要は追い風だが、中長期では公共投資縮小リスクがある。

資材価格上昇

原材料や物流コストの上昇は引き続き利益圧迫要因となる。

財務安全性

総資産は225.06億円、負債は87.14億円、純資産は137.91億円となった。財務安全性は改善している。

業界動向との関連

インフラ更新、防災・減災需要は底堅い一方、案件ごとの採算差が大きい。公共投資の周期にも左右される。

株価への示唆

主力のコンクリート製品事業が高採算を維持し、伸縮装置事業の立て直しが進む場合は評価余地がある。一方、特需反動や公共投資の鈍化が長引く場合は、利益水準の維持に慎重な見方が残る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は売上減少を高収益体質で吸収した。セグメント間の強弱が鮮明な年度だった。

来期見通し

2027年3月期は売上高222.00億円、営業利益35.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益22.50億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。利益体質は強いが、公共案件の波と特需反動を見極める必要があるからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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