決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高170.75億円8.7%増180.00億円増収継続
営業利益16.02億円25.1%増17.00億円改善継続
経常利益19.54億円23.5%増20.00億円堅調
純利益13.40億円24.4%増13.50億円横ばい圏

定量評価

指標実績見方
ベントナイト売上高118.42億円6.7%増
アグリ売上高34.44億円22.8%増
自己資本比率83.0%高水準

ポジティブ要因

アグリ事業は殺虫・殺菌剤に加え、価格改定と除草剤の新規受注獲得で売上高34.44億円、セグメント利益8.29億円と大幅に伸びた。ベントナイト事業も価格改定や地熱向け需要で増収増益だった。

リスク要因

クレイサイエンス事業は一般工業向け輸出需要減と在庫評価減で減収減益となった。親会社株主に帰属する当期純利益には投資有価証券売却益183百万円が含まれており、本業の収益力とは異なる要因が含まれています。

財務安全性

総資産は268.44億円、純資産は231.43億円、現金同等物は91.07億円となった。営業CFは43.25億円の黒字で、自己資本比率83.0%と財務は厚い。

業界動向との関連

ベントナイトは素形材・土木・ペット向けなど用途分散がある一方、輸出需要や原材料高の影響を受ける。農薬関連は価格改定と新規受注で伸びやすいが、景況感の変動も無視できない。

株価への示唆

アグリ事業の高成長とベントナイトの価格改定浸透が続く場合は、収益拡大シナリオが強まる可能性があります。一方、輸出需要の弱さやコスト上昇が再び強まる場合は、利益率改善が鈍る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は主力2事業が順調に伸び、利益成長が鮮明だった。一方で最終利益は売却益も含むため、継続力は営業利益で見る必要がある。

来期見通し

2027年3月期は売上高180.00億円、営業利益17.00億円、経常利益20.00億円、純利益13.50億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。事業の勢いは良いが、一時益を除いた利益の持続性を確認したいからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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