決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.91億円 | 2.81億円 | +3.6% | 12.62億円 | 23.1% |
| 営業利益 | -0.10億円 | -0.12億円 | 赤字幅縮小 | -0.76億円 | 13.2% |
| 経常利益 | -0.08億円 | -0.12億円 | 赤字幅縮小 | -0.75億円 | 10.7% |
| 純利益 | -0.05億円 | -0.10億円 | 赤字幅縮小 | -0.76億円 | 6.6% |
| EPS | -1.45円 | -2.95円 | 赤字幅縮小 | -21.76円 | 6.7% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | 赤字幅縮小 | 当期EPSと前年同期EPS | 1株当たり損失が前年同期より縮小した点を確認します。 |
| ROE | 四半期短信では算定対象外 | 決算短信の収益性指標 | 通期黒字化前のため、利益効率は今後の回復を確認します。 |
| ROIC | 決算短信上では個別開示なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳を含めた確認が必要です。 |
| PER推移 | 市場データは別途確認 | 過去レンジとの比較 | 株価評価では市場価格とEPSを合わせて確認します。 |
営業利益は赤字ですが、前年同期より赤字幅は縮小しています。売上成長と固定費吸収が進むかを分けて確認する必要があります。
ポジティブ要因
営業利益の変化
営業利益は-0.10億円で、前年同期の-0.12億円から赤字幅が縮小しました。医療予約プラットフォームの成長が、販管費をどこまで吸収できるかが焦点です。
売上規模の確認
売上高は2.91億円、前年比は+3.6%です。売上が伸びている場合でも、利益率とキャッシュ創出が伴っているかを合わせて見る必要があります。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は90.1%、純資産は19.44億円です。財務安全性を判断する際は、利益水準だけでなく資本の厚みも確認します。
リスク要因
利益率とキャッシュのずれ
第1四半期短信ではキャッシュ・フロー計算書は省略されています。赤字継続局面では、利益改善だけでなく現金残高と投資負担も確認する必要があります。
販売数量・コスト前提の変動
通期予想は売上高12.62億円、営業利益-0.76億円です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。医療機関・自治体向け案件の進捗、広告投資、人件費、システム開発負担には注意が必要です。
市場評価の変動可能性
株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。決算数値が改善しても、事前期待との差によって市場反応は変わる可能性があります。
財務安全性
財務安全性では、総資産21.57億円、純資産19.44億円、自己資本比率90.1%を確認します。第1四半期短信ではキャッシュ・フロー計算書は省略されていますが、赤字予想のため手元資金と投資負担の継続確認が必要です。
業界動向との関連
業界全体との比較には、同業他社の同時期決算や市場統計の確認が必要です。今回の記事では対象企業の決算短信を主資料とし、業界平均との差やシェア変化は断定せず、売上・営業利益・会社予想を中心に整理します。
株価への示唆
株価への示唆は条件付きで見る必要があります。赤字幅縮小が継続し、会社予想の前提が崩れない場合は評価の下支え要因になります。一方、売上成長が鈍化し、販管費負担が重いままなら評価が下振れる可能性があります。今回の株価評価では、決算短信上の利益動向と会社予想を中心に確認します。
今期の総括
今期は売上高2.91億円(+3.6%)、営業利益-0.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益-0.05億円という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて確認することが重要です。本業の収益力とは異なる要因が含まれていないかを確認する必要があります。
来期見通し
通期見通しでは、売上高12.62億円、営業利益-0.76億円、経常利益-0.75億円、純利益-0.76億円、EPS-21.76円が示されています。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。増収計画であっても、医療機関・自治体向け案件、広告投資、人件費、システム開発負担が変われば達成難易度は変わります。
総合判断
総合判断は中立である。判断の根拠は、売上高2.91億円、営業利益-0.10億円、純利益-0.05億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、EPS、ROIC、PERの追加確認が焦点になります。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-マーソ、開示日: 2026-05-15