決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高63.05億円5.1%減75.00億円回復見込み
営業利益0.13億円の損失赤字転落2.06億円黒字回復計画
経常利益0.05億円97.7%減2.02億円回復見込み
純利益0.24億円88.5%減1.31億円回復計画

定量評価

指標実績見方
FA部門売上高50.17億円7.6%減
商事部門売上高12.88億円5.7%増
自己資本比率58.0%改善

ポジティブ要因

FA部門では「カクチャ」と「マーキングシステム」の受注が引き続き拡大した。商事部門も主要顧客の新規設備投資や更新需要を背景に、大型機械設備関連の受注が堅調だった。

リスク要因

半導体関連、FPD製造装置関連、EV・二次電池関連企業の設備投資が一時的に減速し、FA部門の売上を押し下げた。原材料価格も会社前提を超える上昇となり、利益を圧迫した。

財務安全性

総資産は59.70億円、純資産は32.69億円、現金同等物は3.25億円となった。営業CFは6.12億円の黒字だが、財務CFは借入返済と配当で8.50億円の赤字となっている。

業界動向との関連

FA・省人化投資は中長期で追い風だが、半導体やFPDの設備投資は周期性が強い。当該業界は景気循環の影響を強く受けるため、業績は一定ではありません。

株価への示唆

省人化需要が継続し、半導体・電子部品向け投資が再加速する場合は、来期黒字回復シナリオの確度が高まる可能性があります。一方、設備投資の慎重姿勢が長引く場合は、回復計画が後ずれする可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は投資循環の一服で収益が落ち込んだが、商事部門は底堅さを見せた。回復余地はあるが、市況依存度は依然高い。

来期見通し

2027年3月期は売上高75.00億円、営業利益2.06億円、経常利益2.02億円、純利益1.31億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。回復計画は妥当だが、設備投資再開のタイミングに左右されやすいからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」、2026年5月8日開示
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