決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期比 | 通期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 115.47億円 | 7.6%増 | 470.00億円 | 回復基調 |
| 営業利益 | 5.60億円 | 0.1%増 | 27.00億円 | 横ばい出発 |
| 経常利益 | 5.67億円 | 24.2%増 | 27.00億円 | 為替追い風 |
| 純利益 | 3.67億円 | 16.6%増 | 19.00億円 | 増益 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 日本売上高 | 62.18億円 | 8.7%増 |
| 欧米売上高 | 31.19億円 | 0.2%増 |
| 自己資本比率 | 67.0% | 改善 |
ポジティブ要因
日本とアジアで産業機器向け需要が回復し、増販益と品種構成改善が進んだ。日本セグメントの営業利益は12.6%増となっている。
リスク要因
北米ではメキシコ工場の改善に取り組む一方、ペソ高による為替変動が利益を圧迫し、営業損失に転じた。中国市場も依然として低調で、世界景気と通商政策の影響を受けやすい。
財務安全性
総資産は425.34億円、純資産は291.68億円となり、自己資本比率は67.0%へ上昇した。現金及び預金は増加し、財務余力は維持している。
業界動向との関連
配線システム・ワイヤーハーネスは産業機器、自動車、エネルギー投資の動向に左右される。為替変動や地域ごとのコスト競争も収益に影響しやすい。
株価への示唆
日本・アジアの需要回復が続き、北米採算も改善する場合は、利益拡大シナリオが強まる可能性があります。一方、為替変動や中国市場低迷が長引く場合は、増収に対して利益の伸びが限定的になる可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年12月期1Qは需要回復が見える内容だったが、地域間で採算差が残った。北米の立て直しが今後の焦点である。
来期見通し
会社は通期で売上高470.00億円、営業利益27.00億円、経常利益27.00億円、純利益19.00億円を見込み、予想を据え置いている。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。増収基調は確認できるが、地域別の採算差の解消を見極める必要があるからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した第1四半期決算短信を基に作成しています。
- 「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示