決算サマリー

項目当期実績前年同期通期予想進捗率
売上高9.78億円8.18億円39.36億円24.8%
営業利益1.60億円1.30億円4.00億円40.0%
経常利益1.59億円1.31億円3.76億円42.3%
純利益1.00億円0.79億円2.45億円40.8%

定量評価

指標実績見方
EPS32.09円通期予想77.90円に対して順調
自己資本比率66.6%財務は十分健全
総資産25.47億円小型ながら安定
現金及び現金同等物開示なし本短信ではCF詳細の記載はなし

ポジティブ要因

売上、利益ともに2割前後の成長を確保した。自己資本比率は66.6%で、資本効率を保ちながら拡大している。RS付与のための自己株式処分を予定しており、人材確保と成長投資の両立を進めている。

リスク要因

コンサルティングは案件獲得の波が出やすく、季節要因や大型案件の有無で業績がぶれやすい。小型株でもあるため、売上の変化が株価に反映されやすい点には注意が必要である。

財務安全性

総資産は25.47億円、純資産は17.79億円、自己資本比率は66.6%となった。規模は小さいが、財務は軽く、成長に向けた柔軟性は高い。

業界動向との関連

中堅・中小企業向けの経営支援やIT活用支援は、人手不足やDX需要を背景に底堅い。エスネットワークスはコンサルと実務支援を組み合わせ、案件単価と継続率の両方を伸ばしやすい。

株価への示唆

会社予想EPS77.90円を基準に、PER20倍、25倍、30倍を置くと以下の水準になる。

シナリオ想定PER予想EPS理論株価
弱気20倍77.90円1,558円
中立25倍77.90円1,948円
強気30倍77.90円2,337円

成長率が続くなら中立以上の評価は十分ありうるが、案件の偏りが出ると見直しも早い。

今期の総括

第1四半期から増収増益を確保し、通期計画への進捗も良好である。小型ながら、利益の伸びが素直に出ている決算だった。

来期見通し

通期予想は売上高39.36億円、営業利益4.00億円、経常利益3.76億円、純利益2.45億円、EPS77.90円である。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。数字は良いが、案件型ビジネスゆえの変動性もあるため、進捗の継続確認が必要だからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月11日開示
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