決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 516.35億円 | 528.60億円 | -2.3% | 2100.00億円 | 24.6% |
| 営業利益 | 16.78億円 | 20.07億円 | -16.4% | 45.00億円 | 37.3% |
| 経常利益 | 15.17億円 | 21.65億円 | -29.9% | 55.00億円 | 27.6% |
| 純利益 | 44.63億円 | 14.32億円 | +211.6% | 86.00億円 | 51.9% |
| EPS | 97.60円 | 30.99円 | +214.9% | 188.07円 | 51.9% |
会社計画欄は通期予想を基準にしています。第1四半期や中間期では季節性があるため、進捗率は単純な達成率として参考扱いにします。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 営業利益率 | 3.3% | 営業利益÷売上高 | 住宅設備メーカーとして採算改善の余地を確認します。 |
| EPS成長率 | +214.9% | 前年同期EPS比 | 純利益増加の影響が大きく出ています。 |
| 自己資本比率 | 61.2% | 決算短信の財政状態 | 財務安全性は高めです。 |
ポジティブ要因
営業利益は減益ですが、通期計画に対する進捗率は37.3%です。売上は小幅減にとどまり、純利益は前年同期比で大きく増加しました。財務面では自己資本比率61.2%と高く、急な財務不安は見えにくい内容です。
リスク要因
主なリスクは、国内住宅設備需要の弱さ、原材料・物流費の上昇、海外事業の為替影響、価格改定の浸透遅れです。純利益が大きく伸びている一方、本業の営業利益は減益であり、収益改善の持続性を慎重に見る必要があります。
財務安全性
総資産は2332.29億円、純資産は1480.51億円、自己資本比率は61.2%です。財務基盤は厚く、利益変動への耐久力は一定程度あります。
業界動向との関連
対象企業の業界動向を確認する際は、同業他社の同時期決算、価格改定、受注動向、原材料・人件費の変化を合わせて見る必要があります。今回の記事では決算短信の主要数値を中心に、売上・利益・会社計画の達成度を整理します。
株価への示唆
株価への示唆は条件付きです。売上成長と利益率改善が同時に進む場合は評価の下支えになります。一方、採算悪化、計画未達、資金繰り悪化が見える場合は評価が下振れる可能性があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は減収・営業減益ながら、純利益は大幅増です。投資家は純利益の一時的な伸びよりも、住宅設備事業の売上回復と営業利益率の改善を重視して確認する局面です。
来期見通し
通期計画は売上高2100.00億円、営業利益45.00億円、経常利益55.00億円、純利益86.00億円です。第1四半期時点では営業利益進捗が37.3%と高めですが、売上は減収であり、需要回復と採算改善が継続するかが焦点です。
総合判断
総合判断は中立です。決算短信の主要数値からは、成長性、採算、財務安全性を分けて確認する必要があります。次回は営業利益率、EPS、ROIC、PERの追加確認が焦点になります。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。