決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期比 | 通期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 11.39億円 | 3.0%減 | 53.00億円 | 回復待ち |
| 営業利益 | 0.40億円の損失 | 赤字縮小 | 1.00億円 | 黒字計画 |
| 経常利益 | 0.38億円の損失 | 赤字縮小 | 0.85億円 | 改善計画 |
| 純利益 | 0.41億円の損失 | 赤字縮小 | 0.70億円 | 黒字転換計画 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 売上総利益 | 2.56億円 | 微増 |
| 自己資本比率 | 42.3% | 改善 |
| 現金及び預金 | 12.44億円 | 減少 |
ポジティブ要因
鋼材や人件費高騰に対して販売価格への転嫁を進め、工場生産集約化による合理化も進めた結果、営業赤字と経常赤字は前年同期から縮小した。
リスク要因
新設住宅着工戸数の減少傾向が続き、建設・住宅業界の需要環境は厳しい。公共投資や民間設備投資は底堅いが、人手不足と建築資材高が重荷である。
財務安全性
総資産は52.97億円、純資産は22.55億円となった。短期借入金は減少したが、現金及び預金も減っており、収益回復の継続が重要になる。
業界動向との関連
建設資材需要は住宅着工や設備投資の影響を受けやすい一方、価格転嫁の成否で損益が変わりやすい。当該業界は景気循環の影響を強く受けるため、業績は一定ではありません。
株価への示唆
価格転嫁の浸透と合理化効果が続き、建設需要が底入れする場合は、通期黒字計画の達成期待が高まる可能性があります。一方、住宅着工の弱さや資材高が続く場合は、赤字改善ペースが鈍る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年12月期1Qは売上こそ減ったが、採算改善の兆しは確認できた。まだ回復初期段階である。
来期見通し
会社は通期で売上高53.00億円、営業利益1.00億円、経常利益0.85億円、純利益0.70億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。赤字縮小は前進だが、黒字定着には需要面の改善確認が必要だからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した第1四半期決算短信を基に作成しています。
- 「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示