決算サマリー

項目当期実績前期実績増減率次期予想見方
売上高238.31億円263.08億円程度9.4%減253.00億円回復計画
営業利益60.65億円56.39億円程度7.6%増66.00億円過去最高更新
経常利益63.51億円58.77億円程度8.1%増67.00億円高水準
純利益39.72億円43.95億円程度9.6%減44.60億円特損反動込み

売上減でも利益を伸ばした点が今回の特徴である。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
売上高経常利益率26.7%前期比4.3pt増大幅改善
コンサルタント数692名採用継続成長投資継続
現金及び預金51.40億円前期比減少投資で減少

収益性は高いが、資本配置の変化も大きい。

ポジティブ要因

外注費減で収益性改善

大型案件のサービスインで外注が大幅に減少し、売上総利益が改善した。

過去最高益を更新

営業利益、経常利益はともに過去最高となった。

生成AI関連需要

生成AIの導入支援やDX案件の引き合いが堅調で、案件基盤は維持されている。

リスク要因

売上は減少

大型案件の収束により売上高は前期比で減少した。

特別損失の計上

投資有価証券の再評価と売却で特別損失6.65億円を計上した。本業の収益力とは異なる要因が含まれています。

顧客投資の選別

IT・DX投資は底堅いが、外部環境悪化時には新規投資が選別されやすい。

財務安全性

総資産は170.69億円、純資産は142.63億円と厚いが、現預金は減少し投資有価証券比率が高まっている。

業界動向との関連

コンサル業界ではAI活用、成功報酬型提案、伴走支援の重要性が高まっている。人材確保が成長継続の前提となる。

株価への示唆

高収益体質を維持しつつ売上成長が回復し、次期の営業利益66億円計画を上回る場合は評価余地がある。一方、売上成長の鈍さや投資資産の変動が意識される場合は、利益の見た目ほど強気になりにくい可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は売上減でも過去最高の営業利益を確保し、収益構造の強さを示した。一方、特損で最終利益は減少した。

来期見通し

2027年3月期は売上高253.00億円、営業利益66.00億円、経常利益67.00億円、純利益44.60億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。収益性は高いが、売上回復の持続性と投資資産の影響を見極める必要があるからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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