決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 127.22億円 | 8.4%減 | 148.04億円 | 回復見込み |
| 営業利益 | 0.64億円の損失 | 赤字縮小 | 1.51億円 | 黒字転換計画 |
| 経常利益 | 0.70億円の損失 | 赤字縮小 | 1.79億円 | 回復 |
| 純利益 | 1.07億円の損失 | 赤字縮小 | 1.33億円 | 黒字転換計画 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 受注高 | 132.93億円 | 11.6%増 |
| 受注残高 | 56.61億円 | 15.0%増 |
| 自己資本比率 | 78.3% | 改善 |
ポジティブ要因
工作機械事業で国内受注が21.9%増と回復し、IT関連製造装置事業の営業利益も大きく伸びた。展示会や新機種投入、新規ディーラ開拓が受注増につながっている。
リスク要因
売上高はなお前年を下回り、工作機械事業は営業赤字が続いている。国内中小企業の投資判断は慎重で、外部環境も不透明である。当該業界は景気循環の影響を強く受けるため、業績は一定ではありません。
財務安全性
総資産は208.28億円、純資産は163.13億円、現金同等物は33.64億円となった。営業CFは5.54億円の黒字で、自己資本比率も78.3%と高い。
業界動向との関連
工作機械需要は外需主導で底堅い一方、国内投資は回復が緩やかである。自動車や半導体向け需要の強弱が受注に直結しやすい。
株価への示唆
積み上がった受注残が順調に売上化し、工作機械事業の採算改善が進む場合は、黒字転換期待が高まる可能性があります。一方、国内設備投資の慎重姿勢が長引く場合は、回復計画が後ろ倒しになる可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期は売上減の中でも収益改善が進んだ。受注回復の芽は出ているが、業績反転はまだ途上である。
来期見通し
2027年3月期は売上高148.04億円、営業利益1.51億円、経常利益1.79億円、純利益1.33億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。底打ちの兆しはあるが、黒字定着には受注の売上転化を見極める必要があるからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示