決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 307.46億円 | 11.2%増 | 310.00億円 | 横ばい圏 |
| 営業利益 | 37.48億円 | 11.2%増 | 33.00億円 | 反動減 |
| 経常利益 | 39.88億円 | 11.1%増 | 34.50億円 | 減益計画 |
| 純利益 | 26.75億円 | 11.8%増 | 24.50億円 | 減益計画 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 産業用配電機器売上高 | 256.29億円 | 10.2%増 |
| プラスチック成形加工売上高 | 37.84億円 | 25.1%増 |
| 自己資本比率 | 72.2% | 改善 |
ポジティブ要因
電磁開閉器や電力会社向け子局、SOG開閉器、配電盤・システム機器など主力製品の需要が回復し、価格改定も浸透した。プラスチック成形加工事業も自動車需要増で伸びている。
リスク要因
次期は原材料・エネルギー価格の高止まりや部材調達不安を織り込み減益計画となっている。中東情勢や米国通商政策の影響も無視できない。
財務安全性
総資産は334.28億円、純資産は244.32億円、現金同等物は69.41億円となった。営業CFは24.24億円の黒字で、自己資本比率は72.2%と高い。
業界動向との関連
配電機器や電力設備関連は更新需要と設備投資が下支えする一方、部材調達やエネルギー価格の影響を受けやすい。インフラ投資は底堅いが、コスト上昇への対応力が重要となる。
株価への示唆
電力・設備更新需要が継続し、価格改定効果も維持できる場合は、次期減益計画が保守的と受け止められる可能性があります。一方、部材調達難やコスト上昇が強まる場合は、利益率低下が意識される可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期は主力製品の需要回復と価格適正化で堅実に伸びた。内容は良いが、次期は守りの計画となっている。
来期見通し
2027年3月期は売上高310.00億円、営業利益33.00億円、経常利益34.50億円、純利益24.50億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。足元業績は良好だが、次期計画はコスト環境の不透明さを強く意識した内容だからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示