決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高1,058.55億円4.9%増1,100.00億円増収継続
営業利益120.66億円26.3%増123.00億円高水準維持
経常利益123.44億円26.8%増125.00億円堅調継続
純利益93.77億円22.6%増90.00億円やや反動減

定量評価

指標実績見方
火災報知設備売上高664.01億円6.3%増
保守売上高224.32億円6.4%増
自己資本比率69.8%高水準

ポジティブ要因

国内ではリニューアルと保守が順調に進み、海外ではアジア・パシフィック地域の販売が伸びた。高採算の案件構成と採算重視の受注活動が営業利益率の改善につながった。

リスク要因

原材料価格や物流費、エネルギー価格の上昇は引き続き収益圧迫要因である。次期純利益は90億円計画で、足元の高成長率がそのまま続く前提ではない。

財務安全性

総資産は979.36億円、純資産は684.69億円、現金同等物は277.13億円となった。営業CFは106.26億円の黒字で、自己資本比率69.8%と財務余力は高い。

業界動向との関連

防災・防犯分野は更新需要と保守需要が下支えする一方、資材価格や人件費の影響を受けやすい。需要は底堅いが、利益面では価格転嫁と案件選別の継続が重要になる。

株価への示唆

国内更新需要と海外販売の拡大が続く場合、過去最高益更新の持続性が意識される可能性があります。一方で、資材高や物流費上昇が再加速する場合は利益率の伸びが鈍る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は売上成長に加え、案件採算の改善で利益が大きく伸びた。内容は良好だが、次期は純利益でやや慎重な見通しとなっている。

来期見通し

2027年3月期は売上高1,100.00億円、営業利益123.00億円、経常利益125.00億円、純利益90.00億円を見込む。需要環境は堅調想定だが、会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。足元の業績は強いが、次期は純利益で反動減を見込み、コスト環境にも不透明さが残るためである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。