決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高266.51億円4.8%増280.00億円増収継続
営業利益13.86億円29.1%増13.00億円横ばい圏
経常利益11.37億円3.7%減13.00億円回復計画
純利益3.81億円24.2%減9.10億円反発計画

定量評価

指標実績見方
半導体事業売上高63.68億円8.6%増だが赤字
電源機器事業売上高202.83億円3.6%増
自己資本比率76.2%高水準

ポジティブ要因

電源機器事業では無停電電源装置や表面処理用電源、メンテナンス需要が伸び、セグメント利益は20.26億円まで拡大した。AIやデータセンターの電力需要拡大も追い風として意識されている。

リスク要因

半導体事業は顧客在庫調整の長期化や中国市場の減速で、6.39億円のセグメント損失となった。当該業界は景気循環の影響を強く受けるため、業績は一定ではありません。AI需要は中長期テーマであり、短期業績とは必ずしも一致しません。

財務安全性

総資産は327.24億円、純資産は249.25億円、現金同等物は67.61億円となった。営業CFは33.70億円の黒字で、自己資本比率76.2%と財務安全性は高い。

業界動向との関連

パワー半導体と電源分野はインフラ・産業設備・データセンター投資の恩恵を受けやすい一方、顧客在庫調整や中国需要の弱さで振れが大きい。製品ミックス改善が重要になる。

株価への示唆

電源機器の拡大と半導体事業の損益改善が進む場合、次期純利益回復計画の実現性が高まる可能性があります。一方で、半導体需要の戻りが遅れる場合は営業利益が伸び悩む可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

営業段階では改善したが、最終利益は減損と持分法損失で弱かった。電源機器の強さと半導体の立て直しが併存する決算だった。

来期見通し

2027年3月期は売上高280.00億円、営業利益13.00億円、経常利益13.00億円、純利益9.10億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。電源機器の需要は堅いが、半導体事業の回復確認までは利益の質を見極める必要があるためである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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