訂正の概要

項目内容
開示日2026年5月22日
対象資料2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
当初開示日2026年5月14日
訂正区分訂正・数値データ訂正
主な理由税金関連の計上、貸倒引当金繰入額の組替え、繰延税金資産の訂正

会社は、販売費及び一般管理費に計上していた貸倒引当金繰入額を営業外費用へ組み替えたことなどを説明している。

連結業績の訂正

項目訂正前訂正後見方
売上高2,133百万円2,133百万円変更なし
営業利益-171百万円-153百万円損失縮小
経常利益-196百万円-194百万円小幅改善
親会社株主に帰属する当期純利益-232百万円-235百万円損失やや拡大
営業利益率-8.0%-7.2%改善

営業段階では、費用の組替えにより赤字幅が縮小した。ただし、最終損益は税金関連の訂正でわずかに悪化している。

財政状態の訂正

項目訂正前訂正後見方
総資産2,538百万円2,553百万円+15百万円
純資産1,723百万円1,720百万円-3百万円
自己資本比率54.2%53.8%小幅低下
1株当たり純資産576.42円575.32円小幅低下

資産合計は増加したが、純資産と自己資本比率はやや下がっている。

投資家が見るべき点

今回の訂正は、赤字決算の評価をやや複雑にする。

営業損失は縮小したため、本業の採算表示は訂正前より良く見える。一方、最終損失と自己資本比率はやや悪化しているため、単純にポジティブとは言い切れない。

税金関連、貸倒引当金、繰延税金資産という会計処理の訂正であり、今後は開示精度と内部管理体制への目線も必要になる。

総合判断

総合判断は慎重中立である。営業損失の縮小は前向きだが、純損失は小幅に悪化し、訂正理由も税金・引当・繰延税金資産にまたがっている。次回以降は、業績回復だけでなく、会計処理と開示品質の安定も確認点になる。

出典

本記事は、対象企業が開示した訂正資料を基に作成しています。

  • 「(訂正・数値データ訂正)2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)の一部訂正に関するお知らせ」、インバウンドテック、開示日: 2026-05-22
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