決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 587.39億円 | 3.1%増 | 606.00億円 | 緩やか増収 |
| 営業利益 | 413.82億円 | 1.4%減 | 420.00億円 | 回復計画 |
| 経常利益 | 465.54億円 | 4.6%増 | 472.00億円 | 堅調 |
| 純利益 | 325.26億円 | 1.4%増 | 327.00億円 | 横ばい圏 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 自己資本比率 | 48.9% | 安定圏 |
| 現金及び現金同等物 | 555.24億円 | 厚い手元資金 |
| 営業CF | 328.33億円 | 黒字維持 |
ポジティブ要因
新規住宅ローン市場での営業強化に加え、ABL貸付の手法で既存住宅ローン市場から保証債務残高を積み上げた。周辺事業では資本業務提携やCVC投資も進めている。
リスク要因
住宅価格の高止まりや人口減少、高齢化は中長期的な需要制約になりうる。住宅ローン市場が底堅く推移しても、信用コストや投資有価証券の運用状況次第で利益は振れやすい。
財務安全性
総資産は5,008.31億円、純資産は2,451.48億円、自己資本比率は48.9%となった。営業CFは328.33億円の黒字で、保証会社として安定したキャッシュ創出力を示している。
業界動向との関連
住宅ローン保証業界は住宅着工よりも借入単価や中古住宅流通の動向が重要になっている。金利上昇局面では金融機関ニーズの変化と保証商品の対応力が差別化要因となる。
株価への示唆
住宅ローン市場の底堅さが続き、保証債務残高の積み上げが継続する場合は、安定収益銘柄として評価される可能性があります。一方で、住宅需要の減速や信用費用の増加が起きる場合は成長期待が鈍る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期は増収を確保したが、利益成長は鈍化した。基幹事業の強さは維持しつつ、新たな収益源づくりに着手している段階である。
来期見通し
2027年3月期は営業収益606.00億円、営業利益420.00億円、経常利益472.00億円、純利益327.00億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。安定感は高いが、高成長局面ではなく、次の成長源がどこまで育つかを見極める必要があるためである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示