決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 営業収益 | 80.65億円 | 6.6%増 | 82.00億円 | 増収継続 |
| 営業利益 | 16.87億円 | 20.5%増 | 13.40億円 | 利益は反動減 |
| 経常利益 | 16.98億円 | 21.1%増 | 13.46億円 | 横ばい圏 |
| 純利益 | 11.62億円 | 18.3%増 | 9.10億円 | 減益計画 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| EPS | 79.04円 | 通期予想61.95円を上回る実績 |
| 自己資本比率 | 39.0% | 金融関連としては標準的 |
| 総資産 | 246.58億円 | 事業規模は安定 |
| 現金及び現金同等物 | 51.03億円 | 流動性は確保 |
ポジティブ要因
営業収益、営業利益、経常利益、純利益がそろって増加した。営業CFは12.12億円のマイナスだが、これはビジネスモデル上の動きも含む。配当は30円を維持しており、株主還元の安定感はある。
リスク要因
2027年3月期は営業利益20.6%減、純利益21.6%減の計画で、足元の好調をそのまま織り込めない。住宅ローン金利や不動産市況、取次先の動きでボリュームがぶれやすい点は注意が必要である。
財務安全性
総資産は246.58億円、純資産は96.31億円、自己資本比率は39.0%となった。金融・住宅関連としては過度なリスクは高くなく、一定の安定性を保っている。
業界動向との関連
住宅ローン市場は金利や住宅着工の動きに左右されやすい。日本モーゲージサービスはフラット35関連や保証・取次を軸に、住宅金融の需要変動を受けながらも収益を積み上げる構造である。
株価への示唆
会社予想EPS61.95円を基準に、PER10倍、12倍、14倍を置くと以下の水準になる。
| シナリオ | 想定PER | 予想EPS | 理論株価 |
|---|---|---|---|
| 弱気 | 10倍 | 61.95円 | 620円 |
| 中立 | 12倍 | 61.95円 | 744円 |
| 強気 | 14倍 | 61.95円 | 867円 |
利益成長は続いているが、来期減益計画が重く、評価は中立寄りになりやすい。
今期の総括
2026年3月期は増収増益で着地し、財務も大きく崩れていない。住宅金融の安定感はある一方、来期は慎重な見通しである。
来期見通し
2027年3月期は営業収益82.00億円、営業利益13.40億円、経常利益13.46億円、純利益9.10億円、EPS61.95円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。今期は良いが来期は減益計画で、安定性と成長性のバランスを見極めたい銘柄だからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月11日開示