決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高2,850.24億円7.0%増3,124.00億円成長継続
営業利益163.29億円16.9%増170.00億円最高益圏
経常利益163.24億円20.6%増155.00億円高水準維持
純利益115.07億円28.5%増105.00億円反動減込み

定量評価

指標実績見方
受注高3,270.46億円前期比12.2%増
受注残高3,608.26億円前期比13.2%増
自己資本比率42.2%前期比0.2pt改善

ポジティブ要因

特装車は売上高1,175.83億円で8.7%増、営業利益61.66億円で25.9%増となった。パーキングシステムも営業利益49.22億円で47.7%増と伸びた。航空機も防衛省向けと民需関連の増加で増収増益だった。

リスク要因

産機・環境システムは売上高273.23億円で17.9%減、営業利益5.71億円で74.1%減となった。真空製品や環境関連の弱さが残っている。中東情勢に伴う原材料・物流コストや調達面の不確実性も続く。

財務安全性

総資産は2,960.56億円、純資産は1,256.87億円、現金及び現金同等物は358.98億円となった。営業CFは243.64億円の黒字で、財務の安定感は高い。

業界動向との関連

防衛、インフラ、環境設備、自動化需要は中長期で追い風だが、設備投資サイクルと資材価格の影響は受けやすい。当該業界は景気循環の影響を強く受けるため、業績は一定ではありません。

株価への示唆

豊富な受注残高を消化しつつ特装車や航空機の成長が続く場合は、安定成長銘柄として評価される可能性があります。一方、産機・環境システムの回復が遅れ、コスト高が長引く場合は、来期利益の伸びが限定される可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は主力事業の積み上がりで過去最高益を更新した。幅広い事業が伸びた点が強みである。

来期見通し

2027年3月期は売上高3,124.00億円、営業利益170.00億円、経常利益155.00億円、純利益105.00億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。業績は強いが、コスト高と一部弱いセグメントの戻りを見極める必要があるからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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