決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 304.08億円 | 14.3%減 | 317.75億円 | 増収回復 |
| 営業利益 | 0.25億円 | 黒字転換 | 9.30億円 | 大幅改善計画 |
| 経常利益 | -0.22億円 | 赤字縮小 | 8.48億円 | 黒字転換計画 |
| 純利益 | -15.07億円 | 赤字転落 | 0.01億円 | 収支均衡圏 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 自己資本比率 | 25.4% | 低下 |
| 現金及び現金同等物 | 36.33億円 | 減少 |
| 店舗数 | 247店舗 | 再編継続 |
ポジティブ要因
ステーキ宮、焼肉、寿司の各業態で商品や価格、体験価値の見直しを進め、営業利益は黒字転換した。大戸屋への業態転換や新規業態の開発も進んでいる。
リスク要因
売上は大きく減少しており、当期純損失により純資産が縮小した。自己株式取得や借入返済で資金も減少しており、再建の進捗が遅れれば財務面の制約が強まる可能性があります。
財務安全性
総資産は145.19億円、純資産は36.80億円、現金同等物は36.33億円となった。営業CFは4.59億円の赤字で、自己資本比率25.4%と財務面の余裕は大きくない。
業界動向との関連
外食業界は人流回復とインバウンド需要が追い風になる一方、米や食肉など原材料高、人手不足、人件費上昇が重い。価格改定だけでなく体験価値の向上が必須の局面である。
株価への示唆
グランドメニュー改定や業態転換が集客と採算改善につながる場合、来期黒字計画への期待が高まる可能性があります。一方で、原材料高や人件費上昇を十分に吸収できない場合は、収益改善が遅れる可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
営業段階では下げ止まりが見えたが、売上縮小と最終赤字で安心できる内容ではない。再編と再投資の成果が今後の焦点である。
来期見通し
2027年3月期は売上高317.75億円、営業利益9.30億円、経常利益8.48億円、純利益0.01億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。営業黒字転換は前進だが、財務の弱さと最終赤字を踏まえると、まだ回復初期と見るべきだからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」、2026年5月8日開示