決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期実績 | 増減率 | 来期計画 | 見方 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 255.16億円 | 255.21億円 | 0.0%減 | 350.50億円 | 通期は微増計画 |
| 営業利益 | 7.27億円 | 8.10億円 | 10.2%減 | 10.80億円 | コスト高が重荷 |
| 経常利益 | 9.43億円 | 9.91億円 | 4.8%減 | 13.50億円 | ほぼ横ばい推移 |
| 純利益 | 6.37億円 | 6.68億円 | 4.6%減 | 9.10億円 | 通期は減益計画 |
| EPS | 46.34円 | 48.25円 | 4.0%減 | 66.18円 | 通期EPSを使用 |
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | 4.0%減 | 前年同期比 | 減益を反映 |
| ROIC | 開示なし | 決算短信に記載なし | ROEと営業利益率で補完 |
| PER想定 | 12.0倍 | 会社予想EPS66.18円 | 参考試算の前提値 |
ポジティブ要因
来店客数は概ね維持
全店ベースの来店客数は前年同期比100.2%で、客数は大きく崩れていない。
財務は安定
自己資本比率は70.9%で高水準を維持し、純資産も183.98億円に増えた。
リスク要因
仕入価格の上昇
原材料価格の高止まりと円安で仕入価格が上昇し、売上総利益率を押し下げた。
消費環境の変動
物価上昇で節約志向が強まると、耐久消費財やDIY需要が鈍る可能性がある。
財務安全性
総資産は259.48億円、純資産は183.98億円、自己資本比率は70.9%である。営業CFは開示資料上の最終的な詳細確認が必要だが、純資産は増えている。
業界動向との関連
ホームセンター業界は、原材料・輸送コスト、季節需要、節約志向の影響を受ける。値上げと品揃えの両立が収益を左右する。
株価への示唆
株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。市場株価データは使わず、会社予想EPS66.18円にシナリオPERを掛けた条件付き試算とする。客数が維持され、価格改定が進む場合は上位シナリオに近づく可能性がある。
| シナリオ | 想定PER | 予想EPS | 理論株価 |
|---|---|---|---|
| 弱気 | 10.0倍 | 66.18円 | 662円 |
| 中立 | 12.0倍 | 66.18円 | 795円 |
| 強気 | 14.0倍 | 66.18円 | 927円 |
今期の総括
2026年6月期第3四半期は売上横ばいでも営業減益となった。客数維持とコスト上昇への対応が、通期の焦点である。
来期見通し
通期は増収ながら営業減益の計画である。価格改定や商品構成の改善が進む場合は下振れを抑えやすい。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。売上は踏みとどまったが、仕入コスト上昇が利益を圧迫した。次回は粗利率と既存店の動きを確認したい。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」、ハンズマン、2026年5月11日開示