決算サマリー(前年比)

指標今期前期前年比
売上高2,182百万円2,455百万円△11.1%
営業利益△549百万円△238百万円赤字拡大
純利益△734百万円△255百万円赤字拡大
EPS△18.09円△6.29円悪化

減収に加え、投資有価証券評価損などの特別損失計上により最終損失が拡大した。

財務安全性

自己資本比率は約90%と高水準であり、財務基盤は安定している。一方で現金残高は減少し、営業キャッシュフローはマイナスが継続している。研究開発型企業として資金消費構造が続いている点には留意が必要。

ポジティブ要因

ラボサイト事業が増収となり成長ドライバーとして機能 軟骨製品の適応拡大(変形性膝関節症)が中長期成長要因 新規パイプライン(CAR-Tや他家培養表皮)の進展 次期は黒字転換計画が提示されている

リスク要因

再生医療製品事業の売上減少が継続 受託事業はスポット収益剥落の影響を受けやすい 研究開発費負担が大きく、短期収益を圧迫 特別損失など一時要因による利益変動が大きい

株価への示唆(条件付き)

前提

今期EPS:△18.09円 来期EPS:2.46円(会社計画ベース)

想定PER

弱気:30倍 中立:50倍 強気:80倍

理論株価(EPS×PER)

シナリオEPSPER理論株価
弱気2.46円30倍74円
中立2.46円50倍123円
強気2.46円80倍197円

補足(必須)

株価上昇には黒字転換の実現と売上成長の持続が前提となる。一方で、開発遅延や売上未達の場合は再び赤字継続となる可能性があり、評価低下要因となる。

中立的まとめ

2026年3月期は赤字拡大となったが、その背景には一時的な損失と構造的な研究開発投資がある。財務基盤は強固であり、次期は黒字転換を目指す計画が示されている。今後は売上回復とパイプライン進展の実現性が評価の焦点となる。

今期の総括

売上減少と特別損失により損失が拡大した期 研究開発投資と事業基盤整備が継続

来期見通し

売上拡大により黒字転換を計画 再生医療製品の普及と受託案件進展が鍵


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