決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高155.93億円10.5%増158.00億円最高更新後も増収
営業利益10.54億円1.4%減11.00億円回復見込み
経常利益9.33億円15.0%減10.20億円持ち直し
純利益7.02億円10.0%減7.30億円緩やか回復

定量評価

指標実績見方
売上総利益46.09億円4.0%増
営業CF12.14億円前期比増加
自己資本比率43.7%低下

ポジティブ要因

製造業向け受注が好調に推移し、化学物質リスクアセスメント対象物質向け保護具の受注も伸びた。売上高は過去最高を更新している。

リスク要因

第二船引事業所第三工場の竣工と吸収缶ライン移設費用、材料費や労務費の上昇、新基幹システム費用が利益を圧迫した。自己資本比率も47.5%から43.7%へ低下している。

財務安全性

総資産は215.88億円、純資産は94.36億円、現金同等物は15.35億円となった。営業CFは黒字だが、大規模投資で有利子負債負担は重くなっている。

業界動向との関連

労働安全衛生保護具は法規制強化や災害・感染症対応で一定需要が見込まれる。一方、原材料不足やナフサ動向など供給面の不確実性は続く。

株価への示唆

保護具需要の高止まりと新工場稼働による生産効率改善が進む場合は、利益回復期待が高まる可能性があります。一方、資材高や設備投資負担が長引く場合は、売上高が伸びても利益改善が限定的になる可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は需要追い風で売上を伸ばした一方、能力増強のための投資負担が利益を抑えた。成長投資の回収局面に入れるかが次の焦点である。

来期見通し

2027年3月期は売上高158.00億円、営業利益11.00億円、経常利益10.20億円、純利益7.30億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。需要は堅いが、利益率回復には工場移設後の効率改善が必要だからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」、2026年5月8日開示
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