決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,394.98億円 | 0.0%減 | 3,850.00億円 | 増収計画 |
| 営業利益 | 123.68億円 | 41.0%増 | 85.00億円 | 反動減 |
| 経常利益 | 136.76億円 | 36.7%増 | 90.00億円 | 減益計画 |
| 純利益 | 91.97億円 | 12.5%減 | 60.00億円 | 反動大 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 電力事業売上高 | 1,679.29億円 | 7.0%増 |
| 電力事業利益 | 115.37億円 | 71.6%増 |
| 自己資本比率 | 51.1% | 前期53.1%から低下 |
ポジティブ要因
電力事業は販売数量増加と容量拠出金負担減で大幅増益となった。海外事業もレンタル収納施設の拡大で利益が44.7%増となった。その他事業もICTやフィールドサポートで伸びている。
リスク要因
エネルギー事業は石油販売数量減少や人件費増で利益が減少した。フーズ事業は新ライン償却負担でセグメント利益が62.8%減となった。来期は容量拠出金負担増を見込むため、今期の高利益がそのまま続くとは限らない。
財務安全性
総資産は2,060.00億円、純資産は1,053.57億円となった。営業CFは103.54億円の黒字だが、成長投資で固定資産と投資有価証券が増えている。
業界動向との関連
エネルギー・電力事業は燃料価格、制度変更、気象条件の影響を受けやすい。当該業界は景気循環の影響を強く受けるため、業績は一定ではありません。
株価への示唆
電力事業の顧客増加と調達多様化が進み、高利益体質を維持できる場合は評価される可能性があります。一方、容量拠出金や燃料価格上昇が想定以上となる場合は、来期減益計画以上の下振れリスクがあります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期は電力事業が全体を牽引し、営業最高益を更新した。一方で、最終利益は減少しており、利益の質は見極めが必要である。
来期見通し
2027年3月期は売上高3,850.00億円、営業利益85.00億円、経常利益90.00億円、純利益60.00億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。今期は強いが、制度負担増の反動を来期に織り込む必要があるからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示