決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期比 | 通期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7.98億円 | 1.6%減 | 35.00億円 | 下期偏重 |
| 営業利益 | 0.19億円 | 黒字転換 | 2.00億円 | 改善 |
| 経常利益 | 0.25億円 | 黒字転換 | 2.02億円 | 回復 |
| 純利益 | 0.06億円 | 黒字転換 | 1.25億円 | 小幅黒字計画 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 売上原価 | 4.59億円 | 7.0%減 |
| 総資産 | 43.42億円 | 前期末比1.26億円減 |
| 自己資本比率 | 72.1% | 高水準 |
ポジティブ要因
ICT、トランジションコーチング、AIコーチング「CoachAmit」など、受注から売上化までの期間が短いサービスが伸びた。人件費や派遣料の削減も利益改善に寄与した。
リスク要因
大型案件は提案積み上げ段階であり、売上化は下半期以降を予定している。売上はまだ前年割れで、成長の確認には下期の受注転換が必要である。
財務安全性
総資産は43.42億円、純資産は31.33億円で、自己資本比率72.1%と財務は安定している。現金預金の減少は配当や税支払いによるものが中心である。
業界動向との関連
人材開発・組織開発は景気敏感性もあるが、経営層向けサービスは案件単価が高く、受注のタイミングで業績がぶれやすい。
株価への示唆
大型組織開発案件の受注が下期に売上化し、AIや短期サービスの伸びが続く場合は、通期黒字計画の達成可能性が高まる可能性があります。一方、大型案件の成約が遅れる場合は、1Q黒字転換だけでは業績の持続性を判断しにくい可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年12月期1Qは売上減でも採算改善が進み、黒字転換した。次の焦点は下期の大型案件実現である。
来期見通し
会社は通期で売上高35.00億円、営業利益2.00億円、経常利益2.02億円、純利益1.25億円を見込み、予想は据え置いている。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。収益改善は確認できるが、大型案件の売上化タイミングに依存する面が大きいからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した第1四半期決算短信を基に作成しています。
- 「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示