決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,649.15億円 | 5.8%増 | 1,680.00億円 | 過去最高更新 |
| 営業利益 | 114.02億円 | 46.4%増 | 115.00億円 | 高水準維持 |
| 経常利益 | 119.37億円 | 44.6%増 | 118.00億円 | 横ばい圏 |
| 純利益 | 77.00億円 | 27.6%増 | 80.00億円 | 増益継続 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| 地上波・BS放送売上高 | 1,034.01億円 | 4.8%増 |
| アニメ・配信売上高 | 523.10億円 | 11.5%増 |
| 自己資本比率 | 68.9% | 高水準 |
ポジティブ要因
スポット収入は316.27億円で12.3%増となり、年度最高を更新した。アニメ・配信事業では「NARUTO」関連や配信権販売が好調で、営業利益は65.87億円で55.0%増となった。
リスク要因
ショッピング・その他事業は売上高168.18億円で2.1%減、営業利益4.53億円で33.8%減となった。広告市況や消費動向の変化に左右されやすく、放送業界はヒット作依存度も高い。
財務安全性
総資産は1,557.83億円、純資産は1,075.54億円、現金同等物は451.56億円となった。営業CFは161.30億円の黒字で、財務余力は十分である。
業界動向との関連
放送業界では地上波広告の回復に加え、アニメIPの海外展開と配信収益が成長源になっている。AI需要は中長期テーマであり、短期業績とは必ずしも一致しません。
株価への示唆
アニメIPの海外展開と配信権販売が継続し、スポット広告も高水準を維持する場合は評価余地があります。一方、広告市況の反転や大型ヒット不在が続く場合は、今期ほどの利益成長を見込みにくい可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期は広告とアニメの両輪で過去最高を更新した。収益の厚みが増した年度である。
来期見通し
2027年3月期は売上高1,680.00億円、営業利益115.00億円、経常利益118.00億円、純利益80.00億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。構造改善は見えるが、広告とヒット作品の変動性を織り込む必要があるからである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示