決算サマリー

項目当期実績前年同期比通期予想見方
売上高75.79億円13.2%増99.10億円回復基調
営業利益1.23億円大幅増1.50億円黒字維持
経常利益1.02億円改善1.30億円収益回復
純利益0.08億円の損失改善1.10億円通期黒字計画

定量評価

指標実績見方
ゲーム事業売上高52.85億円10.7%増
モバイル事業売上高22.51億円20.0%増
自己資本比率40.0%やや低下

ポジティブ要因

ゲーム事業では海外対応業務の受注拡大で増収となった。モバイル事業も新規出店店舗が計画を上回り、セグメント利益は1.23億円で60.5%増となった。

リスク要因

ゲーム事業では外注費の発生時期ずれによる原価増加や運営タイトル終了の影響があった。四半期純損失がなお残っており、利益の積み上がりはまだ薄い。

財務安全性

総資産は40.13億円、純資産は17.05億円で、自己資本比率は40.0%となった。借入増もあり、利益の安定定着が引き続き重要である。

業界動向との関連

ゲーム業界はプラットフォーム分散と開発費高騰が進み、モバイル販売も端末価格上昇の影響を受けやすい。当該業界は景気循環の影響を強く受けるため、業績は一定ではありません。

株価への示唆

ゲーム運営サポートの海外案件拡大とモバイル新店の収益化が続く場合は、通期黒字計画達成への期待が高まる可能性があります。一方、ゲーム開発原価のずれやタイトル終了の影響が再拡大する場合は、利益の定着が遅れる可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年6月期3Qは営業面での回復が明確になった一方、最終損益ではまだ安定感に欠ける内容だった。

来期見通し

会社は通期で売上高99.10億円、営業利益1.50億円、経常利益1.30億円、純利益1.10億円を見込み、予想を据え置いている。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。営業回復は前進だが、純利益の安定化を確認したいからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した第3四半期決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。