決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
営業収益863.48億円2.4%増900.00億円増収継続
営業利益186.93億円5.2%増191.00億円増益計画
経常利益188.64億円5.2%増193.00億円増益計画
親会社株主帰属純利益132.17億円6.6%増132.50億円ほぼ横ばい計画

定量評価

指標実績見方
モバイル総契約数69.89万契約1.3%増
モバイル総合収入460.49億円4.2%増
自己資本比率82.2%高水準を維持

ポジティブ要因

モバイル総合収入が伸び、端末販売収入も増加したことでトップラインが拡大した。ライフデザインサービスではauでんき契約件数が5.7%増、FTTH累計回線数も増加しており、通信以外の接点も広がっている。

リスク要因

端末販売原価やモバイル販売関連コストは増加しており、競争環境や料金施策の変更次第で利益率が揺れる可能性があります。沖縄県景気は観光に左右されやすく、県内消費や住宅投資の変動も間接的な影響要因となる。

財務安全性

総資産は1,204.57億円、純資産は1,019.14億円、自己資本比率は82.2%となった。営業CFは163.29億円の黒字で、財務の安定感は高い。

業界動向との関連

通信業界は料金競争が続く一方、通信品質と周辺サービスの付加価値が収益の差を生みやすい。地域通信会社でも、モバイル、FTTH、電力などのクロスセル力が安定成長の鍵になる。

株価への示唆

契約数の純増が続き、モバイル総合収入と周辺サービスの拡大が進む場合は、安定成長銘柄として評価される可能性があります。一方で、料金競争や端末コスト増で利益率が下がる場合は、高収益体質の持続性に疑問が出る可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は、地域通信会社としての安定感を示す増収増益決算だった。高い利益率と自己資本比率を維持しつつ、周辺サービスの拡大も進んでいる。

来期見通し

会社は2027年3月期に営業収益900.00億円、営業利益191.00億円、経常利益193.00億円、純利益132.50億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。安定性は高いが、通信株としては成長率が緩やかで、競争環境の変化にも注意が必要なためである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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