決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高2,898.23億円7.4%増2,967.00億円拡大継続
営業利益450.43億円16.8%増456.00億円高水準維持
経常利益437.04億円22.3%増458.00億円伸長
純利益291.39億円6.1%増242.00億円反動減

定量評価

指標実績見方
施設管理運営業利益283.12億円45.2%増
物品販売売上高1,555.83億円4.2%増
自己資本比率42.7%前期比2.8pt改善

ポジティブ要因

施設利用料収入は旅客増加と国内線利用料改定で増加した。物品販売では国際線の高単価ブランドが堅調で、飲食業も機内食売上の伸びが寄与した。

リスク要因

物品販売業のセグメント利益は274.89億円で6.5%減となった。中国需要の変動や国際情勢による減便は引き続き不確実性として残る。空港運営は外部環境の影響を受けやすい。

財務安全性

総資産は4,919.72億円、純資産は2,298.85億円、現金同等物は968.37億円となった。営業CFは715.69億円の黒字で、財務体質は強い。

業界動向との関連

空港業界はインバウンド、航空便数、商業需要の回復が追い風だが、地政学リスクや渡航需要の変動の影響を受ける。

株価への示唆

羽田旅客需要の増加が続き、商業施設と利用料収入の積み上がりが進む場合は、安定収益インフラ株として評価される可能性があります。一方、国際線需要の鈍化や販売ミックス悪化が続く場合は、利益率の伸びが抑えられる可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は旅客回復と料金改定を追い風に、羽田関連収益を積み上げた年度だった。

来期見通し

2027年3月期は売上高2,967.00億円、営業利益456.00億円、経常利益458.00億円、純利益242.00億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。業績は堅調だが、旅客構成や国際情勢で収益の質が変わりうるからである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示
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