決算サマリー

項目当期実績前期比次期予想見方
売上高4,936.77億円17.1%増5,050.00億円増収継続
事業利益1,435.83億円31.6%増1,500.00億円増益計画
営業利益1,358.91億円33.3%増1,430.00億円増益計画
親会社帰属当期利益1,000.13億円33.9%増1,010.00億円高水準維持

定量評価

指標実績見方
デジタルエンタテインメント売上高3,709.50億円21.5%増
デジタルエンタテインメント事業利益1,360.06億円37.5%増
ゲーミング&システム事業利益36.50億円50.4%減
親会社所有者帰属持分比率75.4%財務良好

ポジティブ要因

eFootball、遊戯王、プロ野球スピリッツAなど既存主力が引き続き好調だったうえ、新作タイトルや世界大会運営もブランド価値向上に寄与した。デジタルエンタテインメント事業の伸びが全社の過去最高更新を強く支えている。

リスク要因

ゲーミング&システム事業は新筐体発売前の買い控えや米国関税措置の影響があり、利益が大幅減となった。IPビジネスはヒットタイトルの寄与が大きく、反動減が出る時期は収益の振れも大きくなりやすい。

財務安全性

総資産は7,487.65億円、資本合計は5,645.53億円となった。営業CFは1,356.64億円の黒字、現金同等物は3,275.64億円で、財務面の厚みは十分大きい。

業界動向との関連

ゲーム業界では、モバイル、家庭用、PC、eスポーツ、IP活用まで多面的な収益化が進んでいる。一方で、ヒット作への依存度が高く、継続運営型タイトルの安定性と新作ヒットの両立が評価を左右しやすい。

株価への示唆

主力タイトルの運営が高水準で続き、新作投入も重なる場合は、過去最高更新の持続性が評価される可能性があります。一方で、デジタルエンタテインメントの成長が鈍り、ゲーミング事業の回復も遅れる場合は、高収益の反動を警戒される可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。

今期の総括

2026年3月期は、デジタルエンタテインメントの強さが際立ち、全社として3期連続の過去最高更新となった。事業ポートフォリオの強みが出た一方、ゲーミング事業の減益も無視できない。

来期見通し

会社は2027年3月期に売上高5,050.00億円、事業利益1,500.00億円、営業利益1,430.00億円、親会社帰属当期利益1,010.00億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。実績は非常に強いが、主力IPの好調継続が前提であり、ゲーム株特有の期待変動も大きいためである。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」、2026年5月8日開示
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