SOR注文の仕組み
SORはSmart Order Routingの略です。注文を受けた証券会社のシステムが、接続している東証、PTS、ダークプールなどの気配と数量を比較し、各社のルールに従って注文先を選びます。
買いなら安い売り気配、売りなら高い買い気配が候補です。ただし、価格が同じときの優先順位、比較する市場、注文を分割するかは各社で異なります。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット・限界 |
|---|---|
| 東証より有利な価格を探せる | 判定から約定までに価格が動くことがある |
| 複数市場の流動性を使える | 分割約定し、履歴が複雑になる場合がある |
| 市場比較を自動化できる | 接続先や対象注文は証券会社ごとに違う |
SORは銘柄選びをするAIではなく、発注経路を選ぶ機能です。利益を保証するものでもありません。約定後は市場名、数量、平均約定価格を確認すると、実際の動きが分かります。
シリーズで疑問別に確認
| 知りたいこと | 解説記事 |
|---|---|
| 東証へ出す注文との違い | SOR注文と通常注文の違い |
| PTSとの違い | SOR注文とPTSの違い |
| 価格が改善する理由 | SOR注文の価格改善 |
| 分割約定の理由 | SOR注文の分割約定 |
| 最良執行との関係 | SOR注文の最良執行 |
| 指値・成行の扱い | SOR注文の指値・成行 |
| 市場構造全体 | SOR・PTS・ダークプールの違い |
| 証券会社ごとの仕様 | 証券会社のSOR注文比較 |
| HFTとの関係 | SOR注文とHFTの関係 |
まとめ
SOR注文は、複数の注文先からより有利と判断した経路を自動選択する仕組みです。便利さはありますが、「どこでも比較する」「必ず得する」機能ではありません。注文画面の設定と証券会社の取引ルールを確認して使います。