決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前期比 | 次期予想 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2兆3,130.51億円 | 98.6%増 | 2兆500.00億円 | 反動減 |
| 営業利益 | 3,601.17億円 | 27.5%増 | 3,700.00億円 | 高水準維持 |
| 経常利益 | 5,421.96億円 | 45.6%増 | 4,300.00億円 | 反動減 |
| 純利益 | 4,240.56億円 | 52.1%増 | 3,100.00億円 | 反動減 |
定量評価
| 指標 | 実績 | 見方 |
|---|---|---|
| Switch 2 ハード販売台数 | 1,986万台 | 好スタート |
| Switch 2 ソフト販売本数 | 4,871万本 | 立ち上がり良好 |
| 自己資本比率 | 77.6% | 極めて高い |
ポジティブ要因
Nintendo Switch 2 が順調な立ち上がりを見せ、『マリオカート ワールド』や『ドンキーコングバナンザ』などの販売が牽引した。デジタル売上高も4,076億円と25.0%増で、ハード普及が周辺収益にもつながっている。
リスク要因
次期は売上高で11.4%減を見込んでおり、初年度需要の反動を織り込んでいる。持分法利益827億円、為替差益443億円、投資有価証券売却益326億円が今期利益を押し上げており、本業の収益力とは異なる要因が含まれています。
財務安全性
総資産は3兆8,053.12億円、純資産は2兆9,551.80億円、現金同等物は1兆3,166.80億円となった。営業CFは2,897.89億円の黒字で、自己資本比率77.6%と圧倒的に高い。
業界動向との関連
ゲーム業界は新ハード発売期に業績が大きく変動しやすい。プラットフォーム初年度は強いが、その後はソフト供給力とユーザー稼働の維持が継続成長の鍵になる。
株価への示唆
Switch 2 の普及が計画どおり進み、定番ソフトと新作の供給が継続する場合、高水準の営業利益維持が評価される可能性があります。一方で、初動需要の反動が大きい場合やソフト販売が鈍化した場合は、次期減収計画がより強く意識される可能性があります。株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。
今期の総括
2026年3月期はSwitch 2 の成功で数字が一変した。非常に強い決算だが、次期はその反動も織り込まれている。
来期見通し
2027年3月期は売上高2兆500.00億円、営業利益3,700.00億円、経常利益4,300.00億円、純利益3,100.00億円を見込む。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。
総合判断
総合判断は中立である。足元は極めて強いが、新ハード立ち上がり後の持続性を見る必要があり、単年度の急拡大だけで評価し切る局面ではないためである。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、2026年5月8日開示