決算サマリー(訂正後)
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 23.58億円 | 19.55億円 | +20.6% |
| 営業利益 | -1.85億円 | -0.53億円 | 赤字拡大 |
| 経常利益 | 1.22億円 | 2.02億円 | -39.7% |
| 四半期純利益 | 0.95億円 | 1.48億円 | -35.7% |
| 総資産 | 18.06億円 | 16.89億円 | +6.9% |
| 純資産 | 3.62億円 | 1.83億円 | +98.3% |
売上は伸びている。だが営業赤字も拡大している。市場が嫌うのはこの組み合わせだ。増収をそのままポジティブに評価するには、広告運用や不動産DXの粗利、固定費、案件採算をもう一段確認したい。
訂正の見方
2026年5月29日の訂正開示では、ジー・プラン関連取引について売上高・外注費計上を取り消し、営業外収益で処理する見直しが示された。これにより、営業利益は大きく下方修正されている。
この期は経常利益1.22億円、四半期純利益0.95億円を残しているが、営業損失が1.85億円まで拡大した点が重い。投資家目線では、最終黒字よりも営業赤字の中身を見る局面だ。
財務安全性
自己資本比率は20.1%程度。訂正後ベースでも純資産は3.62億円あり、直ちに資本不足という数字ではない。ただし、後続年度で減損や税効果の見直しが入り、資本の厚みは大きく削られていく。
この第3四半期単体で完結して読むより、2025年2月期通期、2026年2月期本決算までつなげて見るべき案件だ。
総合判断
総合判断は要注意・中立。売上高23.58億円という増収は確認できるが、営業損失1.85億円への修正により、収益性への見方はかなり厳しくなる。決算訂正後の同社を見るうえでは、売上成長よりも営業利益の正常化が優先テーマになる。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信訂正資料を基に作成しています。
- 「2025年2月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結)」、バリュークリエーション、開示日: 2025-01-14
- 「過年度有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度決算短信等の訂正に関するお知らせ」、バリュークリエーション、開示日: 2026-05-29
- 「(数値データ訂正)2025年2月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結)」、バリュークリエーション、開示日: 2026-05-29