記事の図解

AIブームで生じる焦りを点検する

AI関連のニュースが増えると、関連銘柄が上がる前に買わなければならないという焦りが生まれます。相場格言のように「ブームの法則」と呼んでも、価格上昇や利益成長が必ず続く決まりがあるわけではありません。期待が先行すれば、技術の普及が進んでいても株価が下がることがあります。

投資判断では、技術の話題と企業の収益を分けます。AIを使う顧客がいるか、導入によって売上やコストがどう変わるのか、投資額や運用費用に見合う利益が出ているかを確認します。半導体、クラウド、電力、ソフトウェアなど、関連企業の収益源も一様ではありません。

値上がりを見てから飛び乗る前に、買う理由が崩れる条件と、許容できる投資額を書き出します。テーマへの期待を否定するためではなく、期待と確認できた実績を混同しないためです。